脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

成功に向けて ④

2021年02月19日 | 個人事業主
こちらが売りたい商品と、お客様(消費者)の需要のズレを修正しながら、商品の質を高めていきます。
ここでいう「質」は、技術的な成長も含まれますが、さらに「売りやすい、買いやすい」が追及されているという意味になります。
「飾る棚」の見た目、サイズという類です。

売れない商品は作らず、売れる商品の力を入れるようになり、労働と売上が比例してきます。
要するに「無駄がなくなる」という事です。

ここから「取引先を断っていく」という作業に移ります。
私の場合は、開業後2年目あたりから、どんどん取引停止を行いました。
色々な事情はありますが、夫婦間の離婚と同じで「価値観の相違」としておきます。
(ここは改めて書きたいと思います)

売上だけを考えれば、断るというのは愚かな行為かもしれません。
が、さらに売る事を目論むと、足を引っ張る相手が見えてくるのですね。
仕事量の限界を考えれば「もっと売れる相手と取引したい」と考えても、余力が無いのです。
だから、限界から下げ、余裕を作った状態で新しい取引、取り組みを行っていくという事です。

開業当初は小さな文房具店とだけ取引していましたが、今は百貨店とも取引があります。
これは目論見とは違った結果ですが、流れに任せると当然の結果とも言えます。
百貨店側から「売ってくれ」「取引を続けてくれ」と言わせる事に成功しているのです。

続きます。
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成功に向けて ③

2021年02月19日 | 個人事業主
どこに売るか、これは相手の規模、属性という意味で考えます。
小さな文房具店なのか、百貨店なのかと考えると分かりやすいかと思います。

開業当初は、小さな文房具店に的を絞っていました。
このほうがカスタマイズしやすい事と、万が一、失敗してもリスクが少ないと考えたからです。
それと、大きな店のほうが売上が期待できる分、裏切られた時の反動も大きいと考えました。

仮に100の売上を期待するなら、小さな文房具店で10×10店舗。
百貨店なら1店舗で100期待できても、そちらは選ばないという事です。

小さな店を相手にしながら、自分の戦略を微調整していきます。
「女の子へのプレゼント用」として売り出したものが、思ったより売れない事に気づきます。
「ボールペンは女の子にプレゼントしないのかな?」と仮説を立て、「だったら中、高齢者向けを強く」と考えます。
こうやって、地域性などの情報も集めていき、生産にロスが少なくなっていきます。

続きます。
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成功に向けて ②

2021年02月19日 | 個人事業主
ボールペンの品質、価格をアピールする。
これも大切ですが「これだけ」では、私に勝ち目はありません。

そこで、私は「ボールペンを飾る棚」を、ボールペンとセットで卸す事を考えました。
(あくまで例えですよ。分かりにくいですかね)
棚とセットですので、陳列は容易ですね。
さらに、「女の子へのプレゼント用」など、具体的な分類をした状態で卸すのです。
邪道かもしれませんが、ボールペンの品質より、プレゼント用のラッピングに力を入れた商品を作るのです。

そうすると、文房具店では「売り方」を考える必要はありません。
置くだけで、自動的にお客様が選び、購入するのです。
結果「私から買うと売れる」という図式が成り立ちます。

芸術を競う賞レースなら、品質だけを追い求めるべきですが、あくまで商売ですから「誰に売る」を考え、その「誰」が儲かる商品にする事が重要だと考えたのです。
誰=小売店です。小売店が儲かると考えれば、私のボールペンの需要は高まります。
誰=消費者というのが当たり前ですけど、戦略的な「誰」とは違って良いと思います。

この「ボールペンを飾る棚」が何か? これを考えるのが商売ではないでしょうか?
良い案が思い浮かべば、成功に近づきます。
思い浮かばずとも、考え続ければ、工夫、改善が可能になります。

何も考えない、これは大きなリスクに繋がると思います。
私、毎日のように考えていますよ(カネの為です!)

次は「どこに売る」を考えてみます。

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