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発言

2021年02月07日 | 経営以外の話
オリンピックの森会長が差別的な発言をしたと大騒ぎになっていますね。
で「辞任しろ」や「辞めさせろ」という意見も多く出ています。
私、差別発言と辞任(解任)は別で考えねばならないと思っています。

発言を肯定するという事では無く、実務能力と天秤に掛けるという事です。
森会長の発言に問題があるのは総理大臣の頃、いや、もっと前から公然の事実なんですよ。
発言=考え方とすれば「辞任を求める」ではなく「会長にした事自体が間違い」と考えるべきかと。
立候補したのか? 政治的な何かがあったのか?
いずれにせよ「おかしな発言をするけど、実務能力はある人」だと思うのです。

麻生大臣、二階幹事長も同じで、「懐に飛び込むと、とてもいい人」らしいです。
要するに「誤解を受けやすい」
ただ、誤解されない努力もすべきだと思いますけど、それを上回る政治力があるのでしょう。

森さんを続投させたほうが良いのか、それとも誰かと交代させるべきなのか?
「辞めさせる」のは簡単ですけど、後任にだれが居るのか?
森さん以上とは言わずとも、同等の能力がある人材がいるのか?
GOALはオリンピックの開催だと考えれば、どれがベターなのか、です。

それと、苦肉の策とは言いませんが、会長から降格という方法はどうなんでしょう。
で、会長は空席。
昔、中国(三国時代)の英雄だった諸葛亮孔明は、自身の責任を取る形で、自ら三階級降格という処分をしました。
ただ、権力(軍権)は持ったままでしたので形式上の降格とも言えますが「自分だけ特別扱いでは無い」という事を徹底した話ですね。
肩書だけで権力構造が変わる日本では難しいかな。

「泣いて馬謖を斬る」も同じ時期だったと思います。
森会長は馬謖かもしれません。
ただ、馬謖を斬った事で、ただでさえ人材が乏しい蜀が苦戦したのも事実ですよね。
コメント
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