脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

狭い世界

2021年02月08日 | 三代目は見た
全員とは言わない、とフォローの前置きをしておきます。

先日、お付き合いのあるコンビニオーナーと話をしたのですが、早朝に来る客に、職人(姿)がいて、マスクの着用率がとても低いと嘆いていました。
1台のトラックで乗り付け、3~4人ゾロゾロ連れ立ち、タバコや缶コーヒーを買っていく。
その間も大声で喋り、タバコを買う時は「番号で」と頼んでも、必ず銘柄で言ってくる。
これ、特定の個人では無く「職人(姿)に共通している」と。

こうやって「職人(姿)」に偏見が生まれますが、実際のところ、職人(現場作業、肉体労働者)は、世の常識から外れている事が多いです。
これは偏見では無く事実。
全員が、ではなく比率、割合の話です。

信じられないかもしれませんが、今でも、現場で喫煙する事は珍しくありません。
(ずいぶん禁煙が徹底されるようになりましたが、ゼロでは無いのです)
国会も禁煙が守られていないと話題になりましたが、今、会社(職場)で喫煙可にしているところは少ないでしょう。
まして、現場は「お客様の財産」です。
言われなくても禁煙にすべきですが、「禁煙って書いてないから」喫煙OKという考えなんです。
さらに、立小便も珍しくありません。
「嘘だろ?」と思うかもしれませんが、事実です。

私が見習いの頃は、世の中的に禁煙が少なかったです。
レストランも、禁煙席のほうが空いていました。
今は逆転していますね。公共の施設では、喫煙できる場所すら無い事もあります。
こうやって、時代と共に変化していく事を受け入れていくのです。

が、職人業界は、多少マシになった程度。
これは認識の問題です。「言われないから」という、何とも情けない理由で変化を拒むのです。
そして、それを武勇伝のように語る。
「オレたちは特別な人間だ」とでも言いたいのでしょうか?

繰り返しますが、全員ではありません。むしろ少数だと思います。
今のコロナに関する「若者」と同じで、若者だから身勝手な行動を取っているのではありません。
そういう人が割合として多いというだけです。

まぁ、こういう変化できない業界だからこそ、私が生きていけるという事実があるのですがね。
私ですか? 世の変化に順応しているつもりですよ。
変化できない業界から見て、とても非常識なのが私です。
その非常識が、世の中から受け入れられているという事です。
コメント
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