脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

独立 孤立

2021年02月03日 | 個人事業主
独立とは、他にたよらないこと。他の束縛・支配を受けないこと。そういう状態になること。
孤立とは、一つまたは一人だけ他から離れて、つながりや助けのないこと。
意味を解くと、それほど遠い意味では無い(対義語では無い)と気づきます。
「立つ」という意味の重さでしょうかね。

「独立開業」という言葉で考えれば、独立の意味そのものが当てはまりますが、気が付くと「孤立」になっている人もいますね。
自分では独立したつもりでも。

グループ(複数人)で独立する事もありますが、私が指すものは「個人事業」としての独立。
「たった独りで活動する」という意味になりますが、実際には、取引先だったり、相談相手だったりと、何かしら周囲を巻き込んでいます。
これに気づかないと「孤立」になりますね。

私が独立開業する少し前、旧知のSが先んじて独立しました。
(Sとは、会社として取引がありました)
その後、私が独立。年齢差もあり、先輩、後輩という間柄になりました。
Sは、私を子分のように使いました。
私は仕事を選べる状態では無かった事もあり、しばらくは従っていました。
が、私の仕事が忙しくなるにつれ、子分のような扱いに嫌気がさし、徐々に距離をとりました。

数ヶ月後、Sは廃業しました。
取引先への支払いも滞っていたようです。

Sは会社員としては、それなりの実力を持っていたと思いますが、会社員時代の「上司、部下」のスタンスを崩せなかったように思います。
結果、自分を律する事ができず、人を使うだけ。
私だけでなく、周囲も見放したのではないか、と考えています。
「孤立」ですね。

その後、Sはいろいろな会社を転々とし、ようやく中堅企業に落ち着いたと思ったのですが、どうやら独立したようです。
あれから10年を超え、Sは50代になっています。
人間的に成長したのか?
まぁ、Sの人生ですから、思うように生きれば良いです。
コメント
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