冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

茶畑を歩いて国見山へ

2007年03月18日 22時39分00秒 | ウォームス里山歩き


今日はウォー娘例会で奈良市の郊外大和茶の里、田原をのんびり歩いてきました。
時折小雪が舞う寒い1日でしたが、風がないので歩くには丁度の天候でした。



JR奈良から日笠町までバス、そのあと太安万侶の墓から、国見山を登り、東大寺
二月堂お水取りの松明調進の道を下り奈良駅までのロング歩でした。



広い田原の里を右に左に、折り返したりして歩きました。
そのほとんどが茶畑道で、気持ちのいい風景を堪能しました。



昭和54年に発掘された太安万侶の墓地です。この地が一躍脚光を浴びこの辺鄙な
土地にたくさんの観光客が訪れるブームでした。
大和郡山には古事記のもうひとりの編纂者である稗田阿礼を祀る賣太神社(めた)が
あるので、こちらにも訪れる人が増えたのを記憶しています。



山道、田園の畦は山菜のの宝庫で、ふきのとうがとり放題で皆さんビニール袋に
いっぱい取っていました。また土筆やからし菜、せりなど女性群は夢中で採取し
行軍は大幅に遅れました。のんびりと寄り道歩きはウォー娘の特徴でもあります。

     

当初国見山の山頂で食事をする予定だったが、12時も過ぎてもまだ登り口を
少し登ったところだったので、途中の見晴らしのいい場所での昼食になった。



休憩後、少し長めのコンクリートの急坂を登りきりピークにでると、頂上までは
気分のいい落葉道が続き10分ほどで山頂に到着した。
正面には生駒山や、手前にはホームグランドの矢田丘陵が見えていた。
矢田丘陵にある国見台展望所からは、この国見山が正面に見える。

頂上で少し休憩をしたあと。もと来た道を矢田原に戻り、お水取りの松明調進の道
である鉢伏峠経由の長い長い旧道を下り奈良市内に下りてきました。
みんなは終着点の鹿野園にでたが、私は東海自然歩道を進み奈良公園をへて奈良駅
に戻り帰宅しました。矢田原から2時間半ほどの道のりでした。

コメント (2)
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