おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室レポート No.163 いかなごのくぎに

2010年03月15日 | 日記
                     
                     
 いかなご(生新子)のくぎ煮
いかなごは、季節には、通の人達は魚屋を通さず、水揚げしたものを直接手に入れるため、朝早く遠方から港に買い付けに行かれるとか、我々にとっては幻の魚ですが、今日は生きの良いものがスパーで、1パックで1kg1580円であり、早速、くぎ煮に挑戦してみました、至福の至り、美味し美味しい。炊きあがりに腹も割れず上手に釘のようにカリカリに炊けたのは鮮度が良かったからです。
  *くぎにの由来は、釘が錆びた物に良く似ているとの事。
      
①鍋に醤油200~250mℓ・ザラメ250g・酒1/2カップ・みりん150mℓ・千切り生姜50gを煮たて、
②煮立ったら、洗ったいかなご1kgを加えて強火で煮立て、アクを取り除き、アルミ箔で落としぶたをして30分煮る。
③煮汁が上から見えなくなれば、弱火にし、煮汁が少し残るまで煮て、火を止める。
④あら熱が取れたら鍋ごと軽く振り、煮汁を全体にからませ、平ざるにあけて冷やし、出来上がり。
*煮る途中、箸などでかき混ぜないこと
*水あめを使うとつやが出る(ザラメはその分減らす)
 その他加えて美味しいバリエーションは、
*実山椒・レモン・水煮筍・千切り椎茸等を加えるのも好みによりの物も工夫が出来る。
神戸や明石等では、春一番の鮮度のあるうちに、旬のおふくろの味として各家庭でくぎ煮を作り、新出来や知人にお配りする風習があります。

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