衆議院が解散・総選挙になりました。
いろいろな意見がテレビや新聞を賑わしているようですが、郵政民営化そのものの賛成反対は別にして、私は小泉首相が語る「今回の解散は『郵政解散』だ。郵政民営化に賛成してくれるのか、反対するのか、国民に問いたい」とする今回の総選挙の実施に賛成です。
反対派の自民党議員達にはある意味で気の毒ですが、国民がはっきり意思表示できる舞台を作ってもらうためにも、今回は自民党公認の対立候補を出して、国民が果たしてどちらを望んでいるのかはっきりさせる必要があると考えます。
参議院における内容の伴わない政治的なかけひきや、風見鶏よろしく流れだけを追おうとする一部の風潮には正直辟易としていたので、私は今回の選挙をとても楽しみにしています。
さて、今日は比較的早く帰宅できたので、何枚かCDを聴くことができました。
我が家の中で半年あまりの間行方不明になっていて、ずっと捜索中であったシューリヒト&BPOのベートーベン「英雄」(1964年ライブ録音)が思いがけない場所から出てきたので、何はともあれまず最初に聴きました。いやー、すごいエネルギーを持った演奏です。こんなに良い演奏だったんだ。大感激!この感想はまた書きます。
次に聴いたのは、ベートーベンのピアノソナタです。
何番にしようか迷って、結局大好きな「テレーゼ」にしました。
<曲目>
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第22番
同 第23番「熱情」
同 第24番「テレーゼ」
同 第27番
<演奏>
マウリツィオ・ポリーニ(P)
(2002年6月、ミュンヘン)
このピアノソナタはたった2楽章しかなく全体でも10分足らずの曲ですが、珠玉のような美しさを持っています。
やはり、献呈者であるテレーゼ・フォン・ブルンスヴィク伯爵令嬢の影響もあるのでしょうか。彼女がベートーベンの婚約者であったというのは作り話のようですが・・・。
また余談ですが、「エリーゼのために」のモデルとされるテレーゼ・マルファッティは全く別人で、このピアノソナタ「テレーゼ」とは関係ありません。
第1楽章の出だしの何と優しい響き。続く柔らかなテーマも美しいし転調もとても魅力的。
第2楽章は、心湧きたつような活力に満ちたフレーズに思わずにっこり。
いつ聴いても、心が晴れやかになるなぁ。
今日聴いたのは、まずポリーニ盤です。冷たい演奏だという方もいますが、どうしてどうして、私には繊細だけど愛情に満ちた演奏だと感じました。
ただ、ボーナス盤として収緑されている、同時期にウィーン芸術週間で演奏されたライブ録音の方が、一層活き活きとした表現で素敵なんですが・・・。
また、前から好きだったブレンデル盤、グード盤も今日改めて聴いてみましたが、やっぱり良かった。
とくに、ブレンデルの情感豊かな演奏は格別な魅力を持っていますね。
いろいろな意見がテレビや新聞を賑わしているようですが、郵政民営化そのものの賛成反対は別にして、私は小泉首相が語る「今回の解散は『郵政解散』だ。郵政民営化に賛成してくれるのか、反対するのか、国民に問いたい」とする今回の総選挙の実施に賛成です。
反対派の自民党議員達にはある意味で気の毒ですが、国民がはっきり意思表示できる舞台を作ってもらうためにも、今回は自民党公認の対立候補を出して、国民が果たしてどちらを望んでいるのかはっきりさせる必要があると考えます。
参議院における内容の伴わない政治的なかけひきや、風見鶏よろしく流れだけを追おうとする一部の風潮には正直辟易としていたので、私は今回の選挙をとても楽しみにしています。
さて、今日は比較的早く帰宅できたので、何枚かCDを聴くことができました。
我が家の中で半年あまりの間行方不明になっていて、ずっと捜索中であったシューリヒト&BPOのベートーベン「英雄」(1964年ライブ録音)が思いがけない場所から出てきたので、何はともあれまず最初に聴きました。いやー、すごいエネルギーを持った演奏です。こんなに良い演奏だったんだ。大感激!この感想はまた書きます。
次に聴いたのは、ベートーベンのピアノソナタです。
何番にしようか迷って、結局大好きな「テレーゼ」にしました。
<曲目>
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第22番
同 第23番「熱情」
同 第24番「テレーゼ」
同 第27番
<演奏>
マウリツィオ・ポリーニ(P)
(2002年6月、ミュンヘン)
このピアノソナタはたった2楽章しかなく全体でも10分足らずの曲ですが、珠玉のような美しさを持っています。
やはり、献呈者であるテレーゼ・フォン・ブルンスヴィク伯爵令嬢の影響もあるのでしょうか。彼女がベートーベンの婚約者であったというのは作り話のようですが・・・。
また余談ですが、「エリーゼのために」のモデルとされるテレーゼ・マルファッティは全く別人で、このピアノソナタ「テレーゼ」とは関係ありません。
第1楽章の出だしの何と優しい響き。続く柔らかなテーマも美しいし転調もとても魅力的。
第2楽章は、心湧きたつような活力に満ちたフレーズに思わずにっこり。
いつ聴いても、心が晴れやかになるなぁ。
今日聴いたのは、まずポリーニ盤です。冷たい演奏だという方もいますが、どうしてどうして、私には繊細だけど愛情に満ちた演奏だと感じました。
ただ、ボーナス盤として収緑されている、同時期にウィーン芸術週間で演奏されたライブ録音の方が、一層活き活きとした表現で素敵なんですが・・・。
また、前から好きだったブレンデル盤、グード盤も今日改めて聴いてみましたが、やっぱり良かった。
とくに、ブレンデルの情感豊かな演奏は格別な魅力を持っていますね。