ロンドンやパリで撮ってきた写真を整理していてふと手が止まる一枚があった。
イギリス議会前の広場に建つこの像、ご覧のような布を掲げて議事堂の方をキリッと見つめている。そしてその布には「Courage calls to courage everywhere」(勇気はいたるところで勇気に呼びかける)と書かれている。
そうなのだ、今年は、イギリスに於いて女性が参政権を得てから100年目に当たるのだ。それを記念して今年建てられたこの像は、19世紀以来の女性参政権運動家、ミリセント・フォーセットのそれなのだ。
私の記憶は一つの手がかりを捉える。
そう、これに関連した映画『Suffrage』(文字通り参政権)、邦題は『未来を花束にして』を観ているのだ。この邦題が適切であるかどうかの論争もあった。
私の日記によれば、昨年の2月24日に観たことになっている。
映画は、このフォーセットが主人公ではなく(演説シーンぐらいはあったと思う)、それに賛同して男社会の抑圧や逆境の中で闘いを進める3人の女性活動家たちで、その真っ直ぐな意志と活動はまさに感動モノだった。
私はその活動のまさに現地、そしてそのモニュメントの前に立ちながら、それと気付くことなく、写真からの連想でその歴史的意義にやっとたどり着いたのだ。
なお、この議事堂前の公園にはガンジーやリンカーン、チャーチルなど11体の像が建っているが、女性像はこれが初めてだという。まさに彼女たちの活躍にふさわしいといえよう。そして、やがてこの広場の像の半分は女性になってゆくだろう。
映画についての内容と感想は以下を参照されたい。
https://blog.goo.ne.jp/rokumonsendesu/d/20170224
イギリス議会前の広場に建つこの像、ご覧のような布を掲げて議事堂の方をキリッと見つめている。そしてその布には「Courage calls to courage everywhere」(勇気はいたるところで勇気に呼びかける)と書かれている。
そうなのだ、今年は、イギリスに於いて女性が参政権を得てから100年目に当たるのだ。それを記念して今年建てられたこの像は、19世紀以来の女性参政権運動家、ミリセント・フォーセットのそれなのだ。
私の記憶は一つの手がかりを捉える。
そう、これに関連した映画『Suffrage』(文字通り参政権)、邦題は『未来を花束にして』を観ているのだ。この邦題が適切であるかどうかの論争もあった。
私の日記によれば、昨年の2月24日に観たことになっている。
映画は、このフォーセットが主人公ではなく(演説シーンぐらいはあったと思う)、それに賛同して男社会の抑圧や逆境の中で闘いを進める3人の女性活動家たちで、その真っ直ぐな意志と活動はまさに感動モノだった。
私はその活動のまさに現地、そしてそのモニュメントの前に立ちながら、それと気付くことなく、写真からの連想でその歴史的意義にやっとたどり着いたのだ。
なお、この議事堂前の公園にはガンジーやリンカーン、チャーチルなど11体の像が建っているが、女性像はこれが初めてだという。まさに彼女たちの活躍にふさわしいといえよう。そして、やがてこの広場の像の半分は女性になってゆくだろう。
映画についての内容と感想は以下を参照されたい。
https://blog.goo.ne.jp/rokumonsendesu/d/20170224