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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

《緊急報告》と「おいてあるもの」と時事川柳 06.7.9

2006-07-10 13:59:57 | 川柳日記
 

<緊急速報> 
 土曜日に発行された週刊『図書新聞』に、作家、山下智恵子さんの新刊、『野いばら咲け--井上光晴文学伝習所と私』に対する私の書評が掲載されています。本名での掲載です。
 今週金曜日ぐらいまで、大手の書店におかれ、図書館などでも読めるはずです。
 お暇な節には是非ご笑覧下さい。
 別に全国デビューではありませんが、こうしたものに掲載されるのは初めてだろうと思います。


<以下、通常の日記です>==========================
 
 最近、変なものが気になります。
 売り物として陳列されたものでもなく、美術品として展示されたものでもなく、ただそこにあるもの、といっても、自然物や建物などの構築物ではなく(それはそれで気になるのですが)、人が介在しそこにおいてあるもの、それらに目を奪われるのです。

 もちろん、美術品や売り物ではないにしても、人はそこにものを置く時、バランスや周辺との位置関係などを無意識のうちに計算しておくのでしょう。その結果が何となく面白いのです。

 それらの写真を少し撮り溜めました。ほとんどはマニュアルカメラのもので、まだ現像もしていません。デジカメで撮ったものは、随時日記に添えるか、現在の「トイレの考現学」が終了次第、新たな「考現学」としてシリーズ化することも考えています。

 写真は、住宅街で見かけたさりげなく置かれた子供用自転車です。通りかかった際、フトその存在感のようなものに惹かれてカメラを向けました。結構絵になっているでしょう。

<今週の川柳もどき> 06.7.9

 将軍が後押しをする軍拡派
  (我が国のミサイル計画前倒し)
 もう少し派手な発射を願う
  (軍需株急騰)
 大国のそれは問わない片手落ち
  (イラクやガザで人を殺してるのは?)
 七本のマッチ大火にせぬ自制

 有終の美丸投げにするつもり
 増税は選挙過ぎまで腹の内
  (骨太案具体策示さずに決定)

 ゼロ人気ゼロの金利を解除する
  (日銀、金利見直し)

 不肖の子いさめることも命がけ
 たかが玉遊びのために殺す母
 専攻はパチンコ学部殺人科
    (阪大生パチンコを注意され)

 ドタバタを古都奈良の鹿シカトする
  (元市長の税滞納、暴いた市議の逮捕)
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