みなさ~ん 孤独な私に新しいお友達が出来ました。
晴れてご紹介致します。
「晴れて」というのは、実はもうしばらく前からお友達だったのですが、皆さんにご紹介するのをいやがっていたんです。
それがやっとかなったというわけです。
はじめから説明しましょう。
夕方になると庭の植物たちに水をやりに行きます。
連日の35度越え、植物たちもぐったりしています。
彼らは正直で、水をやるとみるみる元気になります。
こちらは重装備です。
長ズボンに靴、長袖、そして頭には濡れタオルというスタイルです。
そうしないと、ちょっと日陰へ入ったとたん、どう猛なヤブ蚊どもの一斉攻撃に遭い、あちらこちらがかゆくなること請け合いなのです。
彼らがどのくらいどう猛かというと、夏用の薄いズボンぐらいですと、その上から構わず刺してきます。
ですから、厚い綿パン着用です。
で、話を戻しますと、私が水を撒き始めるとです。どこからともなく一匹の足長蜂が現れるのです。そして私の周りを飛び回ります。
ときには目の前2、30センチのところでホバリングをして人の表情を確かめたりします。それからまた戯れるように水を撒く私を中心に飛び回ります。
それがまるではしゃぎ廻っているようなのです。
田舎育ちの私はあまり蜂が恐くはありません。
スズメバチは例外ですが、蜜蜂やこの足長蜂にはよく刺されました。
蜜蜂はかわいそうです。
刺した蜂はそのまま自分も死んでしまうようです。
蜜蜂に刺されると、鈎状の針がこちらの皮膚に残ります。
しかもその針には内蔵の一部もついているのです。
こうして針を失った蜜蜂は自分も命を落とすのです。
しかし、蜜蜂は滅多なことでは人を刺しません。
その代わり、巣が襲われたとなると勇猛果敢に攻撃してくるようです。
刺したら自分も死ぬのですから、一匹一匹が自爆攻撃のようなものですね。
刺された痛さは、私の経験では足長蜂の方が強いと思いました。
刺された箇所が赤くなり少しふくれあがって暫くの間ジンジンと痛みが続きます。
まあ、しかし、ショックを受けたりしなければ命に別状はありません。
そしてまた足長蜂も、自分から人を攻撃することは決してありません。
さて、私の足長蜂に話を戻しましょう。
もう一〇日か二週間前から、私が水撒きにでると必ずどこかから現れるようになったのです。
私が水を撒いている間ズーッと近くにいることもありますし、また、飽きが来たのか、あるいは他に何か対象を見つけたのかいつの間にかすーっといなくなることもあります。
ただし、これまでのところ、現れなかった日は一日もありません。
なかなか来ないと心配になって捜すのですが、案ずることなくちゃんと現れます。
それで、何日か経った折り、これは皆さんに写真で報告しようと思い立ちました。
しかし、飛び回ってばかりでなかなか撮せません。
どこかに止まった折に、水撒きをやめてさっとカメラを構えるのですが、「いや~ん」とばかりに逃げ去ります。
そんな日が、二、三日続きました。
そして昨日です。
えらく私の身近を飛び回り、すぐ目の前にとまったりするのです。
今までですと、携帯のカメラを取り出したとたん、すい~っと飛びさるのですが、
昨日は違いました。
こっそり、ゆっくりカメラを取り出しても、飛び立ちません。
カメラを接写に設定している間も飛び立ちません。
まるで、「ねえ早く撮してよ」といってるようなのです。
それで、撮りました。
いちばん近くで撮ったものは、おそらく一五センチぐらいの距離でしょうか。
数枚撮り終えたところで、「ちゃんと撮った?じゃあね」といわんばかりに飛び立ちました。
しばらくは、私の周りを飛び回っていましたが、「じゃぁ、行くね」とばかりに飛び去りました。
「ありがとう。ネットでみんなに紹介しとくからね」といったとたん、くるっと旋回したのは「よろしくね」という挨拶でしょうか。
といったわけで、私の新しいお友達を紹介致します。
好奇心旺盛な足長蜂さんです。
明日もきっと逢えるはずです。
晴れてご紹介致します。
「晴れて」というのは、実はもうしばらく前からお友達だったのですが、皆さんにご紹介するのをいやがっていたんです。
それがやっとかなったというわけです。
はじめから説明しましょう。
夕方になると庭の植物たちに水をやりに行きます。
連日の35度越え、植物たちもぐったりしています。
彼らは正直で、水をやるとみるみる元気になります。
こちらは重装備です。
長ズボンに靴、長袖、そして頭には濡れタオルというスタイルです。
そうしないと、ちょっと日陰へ入ったとたん、どう猛なヤブ蚊どもの一斉攻撃に遭い、あちらこちらがかゆくなること請け合いなのです。
彼らがどのくらいどう猛かというと、夏用の薄いズボンぐらいですと、その上から構わず刺してきます。
ですから、厚い綿パン着用です。
で、話を戻しますと、私が水を撒き始めるとです。どこからともなく一匹の足長蜂が現れるのです。そして私の周りを飛び回ります。
ときには目の前2、30センチのところでホバリングをして人の表情を確かめたりします。それからまた戯れるように水を撒く私を中心に飛び回ります。
それがまるではしゃぎ廻っているようなのです。
田舎育ちの私はあまり蜂が恐くはありません。
スズメバチは例外ですが、蜜蜂やこの足長蜂にはよく刺されました。
蜜蜂はかわいそうです。
刺した蜂はそのまま自分も死んでしまうようです。
蜜蜂に刺されると、鈎状の針がこちらの皮膚に残ります。
しかもその針には内蔵の一部もついているのです。
こうして針を失った蜜蜂は自分も命を落とすのです。
しかし、蜜蜂は滅多なことでは人を刺しません。
その代わり、巣が襲われたとなると勇猛果敢に攻撃してくるようです。
刺したら自分も死ぬのですから、一匹一匹が自爆攻撃のようなものですね。
刺された痛さは、私の経験では足長蜂の方が強いと思いました。
刺された箇所が赤くなり少しふくれあがって暫くの間ジンジンと痛みが続きます。
まあ、しかし、ショックを受けたりしなければ命に別状はありません。
そしてまた足長蜂も、自分から人を攻撃することは決してありません。
さて、私の足長蜂に話を戻しましょう。
もう一〇日か二週間前から、私が水撒きにでると必ずどこかから現れるようになったのです。
私が水を撒いている間ズーッと近くにいることもありますし、また、飽きが来たのか、あるいは他に何か対象を見つけたのかいつの間にかすーっといなくなることもあります。
ただし、これまでのところ、現れなかった日は一日もありません。
なかなか来ないと心配になって捜すのですが、案ずることなくちゃんと現れます。
それで、何日か経った折り、これは皆さんに写真で報告しようと思い立ちました。
しかし、飛び回ってばかりでなかなか撮せません。
どこかに止まった折に、水撒きをやめてさっとカメラを構えるのですが、「いや~ん」とばかりに逃げ去ります。
そんな日が、二、三日続きました。
そして昨日です。
えらく私の身近を飛び回り、すぐ目の前にとまったりするのです。
今までですと、携帯のカメラを取り出したとたん、すい~っと飛びさるのですが、
昨日は違いました。
こっそり、ゆっくりカメラを取り出しても、飛び立ちません。
カメラを接写に設定している間も飛び立ちません。
まるで、「ねえ早く撮してよ」といってるようなのです。
それで、撮りました。
いちばん近くで撮ったものは、おそらく一五センチぐらいの距離でしょうか。
数枚撮り終えたところで、「ちゃんと撮った?じゃあね」といわんばかりに飛び立ちました。
しばらくは、私の周りを飛び回っていましたが、「じゃぁ、行くね」とばかりに飛び去りました。
「ありがとう。ネットでみんなに紹介しとくからね」といったとたん、くるっと旋回したのは「よろしくね」という挨拶でしょうか。
といったわけで、私の新しいお友達を紹介致します。
好奇心旺盛な足長蜂さんです。
明日もきっと逢えるはずです。
うちの小さな温室まがいの場所の、去年と同じ所に、アシナガ蜂らしき巣が築かれつつあります。
お友達になってくれそうな気配は、微塵もありませんが、襲ってくるような気配もないので、去年同様に、放置しています。共存ですね、かっこよく言えば。可愛いお友達によろしく。
よほどの害虫でない限り共存できますね。
今のところ、私と敵対関係にあるのは、本文でも触れたヤブ蚊、それと、植物の葉をあっという間に食い荒らすカイコ状の虫です。
うちには、桑と桜という彼らの好物がありますので、気づくのが遅れると、葉が葉脈だけを残してみんなレース状になってしまいます。
彼らも必死で生きているのでしょうが、残念ながら妥協する地点が見いだせません。