*暑気払いに霧の高原の写真などどうぞ。
ふとブログのカウンターに目をやったら、35万を超えていました。
延べ人数ではありますが、何らかのかたちでこれだけの方々に訪れていただいたということです。
一度いらっしゃって、「な~んだ」とすぐ去って行かれた方もいらっしゃるでしょう。
それらの方々も含めたすべての方に感謝いたします。
そしてまた、今後共よろしくお付き合いくださいますようお願いいいたします。
この同じ日、わが家では蝉の初鳴きを聞きました。
まだチチチ、チチチといった鳴き声ですが、夕刻までには上達してうまく鳴くようになるでしょう。
35万告げるブログのカウンターいや励めかし初蝉の鳴く 六
そういえばそうですね。
花の終わりは気にするようですが、蝉の終わりはいつの間にかという感じです。聴覚の区切りより視覚のほうがわかりやすいからでしょうね。
私のうちでは終わりがけに鳴くのはツクツクボウシです。これが鳴き始めると、「あゝ、蝉の季節も終わりだなぁ」とは思うのですが、そのツクツクボウシの鳴き納めはほとんど記憶にとどまることはありません。
多くの人に待たれる初蝉に比べて
いささか不遇感あるのは季節ノ最後に鳴く蝉。
“今年また蝉の終りの日を知らず”
「蝉の鳴き始め時には気づくが、夏中鳴きつのって秋へ移行し、いつ蝉が鳴き終わったか記憶がない。云われてみればまことにそうで」といった評を寄せてくれたのは、『朝日俳壇』稲畑汀子。