クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

まねぶ

2019年08月26日 | 日記

まなぶ(学)という言葉は「まねぶ」がその語源だと聞いています。即ち、他の人の真似をすることが「まなぶ」ことになる、ということです。勿論それは人の世のことですが、もしかするとそれが植物の世界にも存在するのかも知れません。これまではよく、シソの側でそれにとてもよく似た形をした別の草を見たことがあります。私はただ、その草にシソの独特の香りがないことしか分かりませんので状況次第ではつい、誤って収穫してしまうこともありそうです。ところで昨日、空き地の草取り中、今度はハイビスカスローゼルの直ぐ脇に、それと同じ形をした葉を持つ草を多数発見しました。今回初めて目にしました。それはハッキリと違いが分かりますのでハイビスカスローゼルと間違うことはありません。植物も生き残る為に色んな進化を遂げるようですので、その草もシソに似た草のように「まなぶ」ことを身につけたのかもしれません。偶然ですが昨晩の「ダーウィンが来た」でクジラが他のクジラに音楽を伝え、受けた方はその音を「まなぶ」ことで同じ音楽を奏でることが説明されていました。