一昨日、ブータンについて書きました翌日の夜、偶然にもNHKハイビジョンで同国を取材した番組が90分に亘ってありました。番組後半はヒマラヤの、穢れがない神々しい雪山と私が感じた「チョモラリ」に関する映像で占められていました。その山は「女神」とも呼ばれているそうです。放送では苦労に苦労して、待ちに待って捉えられた「女神」の映像でしたがちょっと、タイミングが悪かったようで真っ白の雪山が黒くなっていた光景が多くありました。太陽の位置に恵まれなかったのか、それとも雲が日射しを遮っていたのでしょうか。私達が観たときは陽光をまともに受けていましたが。何しろ高さ7,000mを超える山ですので自然条件は厳しいものがあります。ところで別件ですが、今でも不思議なことがあります。航空機乗り換えのためのバンコク空港での身体検査です。往路は何の問題もなく通過出来たのですが、帰路は往路と全く同じ私の状態なのに警告音が鳴ったのです。その場で検査のし直しがありましたが結果は変わりませんでした。その後、少し横の場所に移動して再び検査、それでも異常の侭。遂には、特別に設けられたパーティションで囲われたスペースに案内されました。私はパンツ以外、身につけていた全てを脱ぎ去りました。しかし、それでも機械は納得せず音を出しました。男性検査官もとうとう苦笑い。それで嫌疑は晴れて一件落着、通過することができましたが、事実は謎として残りました。集団住民検診で触診された男性医師の方から「女性の肌みたいですね」と言われた、価値100万ドルと専ら評判の私の裸体を目の前で見た検査官、その後の人生が大きく変わった可能性も・・・・?。