怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

アリ駆除

2016年07月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
ベランダにアリの巣穴を見つけた。
家の中にアリを見つけると神経質にその出所を探す義母だ。これは報告しなければならないと勇んだ私。
案の定、義母は他の仕事の手を止め、早速ベランダに向かった。
ちょうど、アリがその穴に入るとこをを目にして彼女はめらめらと燃えた。
「殺虫剤を取ってきます」

白いツブツブがその薬。
義母は撒きながら、その効能を語っていた。
アリがそれに触れてしばらくすると死んでしまうのだそう。薬剤の付着したアリが巣穴で他のアリと接触しても効果があるのだとか。

聴いているうちに恐ろしくなった。けっこう、このベランダに私は出るのだけれど。
注意しないと、履物にくっつけて屋内に入れちゃうぞ。
ヒトに全く害が無いとは全然思えない。

このバラから伝って上に上がってきて来ているのだそう。
んじゃ、バラ、切り倒したら??
と、思ってしまった。
余計な薬剤を使うより、健康的だと思う。毎年見事な花を咲かせているので、無理だろうなぁ。

銀行で鍛える

2016年07月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
先週、バスの中で銀行のロゴが印刷されている布バッグを見て欲しくなった。
それを持っているおばさんに尋ねたところ、窓口で配布していると聞いた。
何度かその銀行のそばを通ったが、閉店していることばかりでなかなかチャンスが無かった。
また、タダで物を請求するそのあつかましさがまだ私には備わっていないので、開いていても勇気が出なかった。
さて、先日。
銀行は開いていた。あとはあつかましさだけだ。おばさん特有のそれをそろそろ身につけなければならない!
そう自分を鼓舞させて、銀行に入った。
何か用がある、という私の態度をすぐに見つけた職員が私に声をかけた。
「布バッグが欲しいです」
「私はこれから休憩なので、他の誰かに頼んでください」
だったら、お前が私に声をかけるなよ、と日本人だったら誰しも思うだろう!
カウンターでその品を頼んだ。
「まだあるか分かりませんが・・・あ、ありましたね」
と、出してきたのはこれ。

あれー?タブレット位の大きさのビニールケース。ファスナーつき。
ちょいと違うが、ま、いいか。おばさん根性ここで成長ストップ。
「こちらでお取引はありますか?」との質問に、堂々キャッシュカードを見せてやったさ!

後でよくみると、なんだかもう中古品。
「もうありません」
とつき返されるより、なんでもそこにあるものを客に渡したほうがいい、と判断したのか?
そうだとしたら、ドイツのサービスに対する態度も向上しつつある・・・
ま、次回はちゃんと持ち手のついた布バッグをもらえるようにしよう。