怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

人間関係は会話から

2016年07月18日 | カテゴリー分けするのに飽き

友人夫婦と街中で会う約束をした。
彼らは先週ドイツでも公開された人気ゲームに夢中だった。いや、彼らだけでなく、周囲を歩く人々も見な、携帯電話を操作しながら歩いていた。

時には、操作する者同士が挨拶をしていた。連帯感が生まれてますます夢中になっている様子。
私はほとんど興味が無い。(っていうか、私の携帯電話、そのゲームできないものね)
ゲームに夢中な二人と、黙って歩く私。
だんだん私は不機嫌になってきた。
ここで言うべきだろうか、と迷った。
「いつもゆっくり話すことができなくて、やっと機会ができたのだから、それ止めて、話そうよ」
と、静かに冷静に言えばいいのだ。
ところが、言い出しにくかった。
あんなに夢中なのに、そんなことを言ったら失礼なのではないか、とも感じたんだ。
妙な三人の街歩きだった。
ときどき二人は立ち止まるものだから、歩きにくいことこの上ない。
ああ、もう、こいつらと外で会うのは遠慮しようか・・・・
いや、次回は、次回に会うときはちゃんと、言おう。これはメールで伝えたらダメなんだ。
ちゃんと、相手の顔を見て、私の気持ちを伝えなければならない。
「私と一緒のときは、ゲームをしないでね。あなたと話したいのだから」
と、この一文。
さあ、その次回が楽しみになってきたぞ。