私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

クヌギタケ? ~たけのこの里できのこの山に~

2019-03-24 21:59:33 | 菌類
2019年3月24日(日)

カスミサンショウウオの発生の確認と周辺環境を確かめようと
2本の川で魚種調査をしようと、友と出かけた。

楽しいこと一杯あったケド、少々疲れた。
明日は所用で早く出かけるし・・・。

そこで、手抜きの記事。

荒れたたけのこの里で


きのこの山を見つけたぞっ!


どうやらクヌギタケの仲間のようだケド、よく分からない。


そうならば、このきのこの山も食べられるのだが
どっちかいうと『たけのこの里』の方が好みだな。

ま、どうでもいい話で申し訳ござらぬ。
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川と海の境界の定義~喧々囂々とアホな議論の果てに~

2019-03-23 16:15:07 | 魚全般
2019年3月23日(土)

数年前、河口干潟の魚たちを調べることにはまった。
実際、死ぬかと思うくらい深くはまったこともある。
アチコチと瀬戸内の小河川を友とガサをしてまわり、周縁魚の多様さに感動した。

その中で芦田川はやっかいだった。
1981年に河口堰が完成し、小さな魚道はあるとはいえ川と海が区切られており
川から流れ出す少量の水はあるが、潮の干満にる海からの水の流入は遮断されている。

はてさて、この川はどこまでが川なのか? どこからが海なのか?

干潟めぐりをしながら友と喧々諤々の議論をしたものだ。

友の考えは

                (3/15発行 地域情報誌『プレスシード』より図を改変して引用、以下の図・記事はすべて同様のもの)
「河口堰までが川、そっから先が海じゃ。
 淡水と塩水に完全に遮断されとるもん」というもの。

私の考えは


「川から淡水が流れ出してるので河口堰下流域も川じゃ。
 境界には目印がある。
 右岸の港に立ってる目印と左岸の波止の小さな灯台みたいなとこまでが川」というもの。


国交省関係者にも聞いてみたりした。
「さあ、私は不勉強なのでよく分からんのんですよ」 軽くいなされてもうた。

その議論は平行線のまま・・・・・・現在にまで至り、もうどうでもよくなった頃・・・

かみさんが地域情報誌から記事を見つけた。


記事の内容を掲載された図で確認してみる。


この図の右岸①と左岸②を結ぶ線が、現在の海と川の境界と書いてるぞ?
埋め立てされる前までは①-③が境界で、境界を表す標柱が立ってると書いてるぞ?
川は埋め立てされると海へと延びていくわけやねえ。
河口堰より下流域で採れた魚も「川の魚」なんよな。

どうやら私たちは2人とも間違えたまま不毛な議論を延々とやってたんやなあ。
アホな話の結論は実にあっけなく2人とも大間違い。

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カスミサンショウウオの卵塊 見つかった!

2019-03-22 22:01:50 | 爬虫類・両生類
2019年3月22日(金)

カスミサンショウウオ(低地型)の卵塊だ。(と思う)


一昨日の夜、知人からの電話。
2、3年前まで毎年裏庭の側溝にいたと、成体と卵塊の画像を見せてくれた知人だ。

「見に来ませんか? 昼からなら空いてますので」

「え? いたんですか?」

「いえ、まだ調べてないんです。
 下手につついてダメにしてもいけないんで、一緒に見てもらおうかと・・・」

3月10日に周辺を探索し、卵塊は見当たらなかったことを伝えた。
裏山の木の伐採や昨夏の豪雨も悪影響もあるし、家のコンクリ溝であることから
おそらく見つかることはないとも話した。
でもな、可能性は低いと思いつつ、せっかくのご厚意を無駄にはできんもんな。

「分かりました。お願いします。昼過ぎにお邪魔させてもらいます」

ま、カラブリでも仕方ない。

知人は庭先に出て待ってた。
案内してくれたのは案の定、この前調べたばかりの側溝。


枯れ葉が降り積もってる。
手探りで深さを確認、軟泥底まで30cm以上ある。
上部から少しずつすくうように枯れ葉を取り除いていく。

ひとかき、ふたかき、みかき・・・・・・出たあっ!


なんと知人と出会ってから5分。
前回は何だったんだ?

手を水につけ体温を下げてから、卵塊をそっとのせる。


両生類はお肌が弱い。
低温やけどされても困るし、乾燥しても困るもん。

我が街で、カスミサンショウウオ生息地を大切に保護されてる所が2か所あることは知ってた。
そんなとこへ勝手にガサや採集しに行くなんてのはできない。
偏見かもしれないが、こういう例において
「知りませんでした」と、勝手に採集するのは他県の若者が多い。
現地の保護の状況を調べもせずに、知らなかったといい、法的に問題はないと居直る強者もいたりする。

なので、人の家の庭のコンクリ側溝(山から湧き水が流れ込むらしい)は
今後の観察も自由勝手にできるし、最高だ。

カスミサンショウウオは以前高地型と低地型の2型に分かれると聞いていた。
あらためて調べてみると両生類研究に長けた広島大学が9種類に分けとられる。(2019)

広島県には、アキサンショウウオ・イワミサンショウウオ・セトウチサンショウウオ・ヒバサンショウウオの4種が生息とのこと。

はてはて? またよう分からんよになってしもうたな。
この卵塊は、どのサンショウウオなんだ?

さておき、今回の場合、卵塊は孵化まではそっとしておいて・・・側溝のままではエサ不足にもなろう、共食いも起きよう・・・
生息環境としては実によろしくないと思うのだ。
そのうち2尾ほど持ち帰って冷蔵庫で飼ってみようか、とも思ってる。

※ 3/22追記  生息域から、2019年、新種記載されたうちのセトウチサンショウウオに該当するそうです。
 しばらく発生と幼生の成長を経過観察していくことにしました。
 側溝の環境が悪化したときの緊急避難場所の確認を最優先します。


以前飼ってたブチサンショウウオは成体になる直前に、ケースから飛び出し死なせてしまったケド。

ま、自分の住む街では初めて出会えたカスミサンショウウオ、嬉しかったぞ!
コメント (4)
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良きことはシロハラを撮れたことくらいの一日

2019-03-22 07:05:04 | 鳥類
2019年3月22日(金)

昨日の看板イタズラ前後の余話。

この日、元々はしばらく行ってない川の上流域へ釣りへ。

カワムツ・オイカワ・ムギツクなどなど、いろんな魚がいつでもいたポイントからも


その近くの淵からも、魚の姿が消えた。
浮き石も泥砂にうまってた。
しばらく釣りをしてあきらめた。


別の水系の上流へ向かう。
カワムツがわんさかいたポイントであるここも


ここも


多量の砂で埋ってた。
やはり魚の姿は見えない。

昨夏の豪雨で流されたのだろうか?
下流域にいくつも造られてる堰を上れないからだろうか?
淵が砂で埋まったからだろうか?

ホント今年、川の魚たち非常事態だ。

何でもいい、動物を見たいから、と次なる場所へ行く前に河川公園で一休み。

イノシシが木の根を食べようと、そこらじゅうの芝生を掘りまくってる。


こんなにハデにやらかしてるのは見たことがない。
山もエサ不足何だろうか?

なんかなあ・・・パッとせんなあ・・・と、しょぼくれかえってたとき

シロハラが目の前に降りてきた。


撮影中もじっとしてくれてた。

気をつかわせてしもうて、何か申し訳ないですなあ・・・・・・と、看板の確認へ。

少しばかり気がはれたところで帰路につき、裏道から我が家へと。

お~っ! ツクシやんか。


かつて早春に生えてたフキノトウもすっかり見なくなった空き地にびっしり。
気付かんかったなあ。

するってえと何かい?
この出会いは
「あなたは腹黒の人じゃありやせんぜ! シロハラでっせ!」 と
「今日のあなたはもう十分ツクシましたよ」 と
自然の神々からのメッセージなんやろか? と都合よく妄想した一昨日の日。

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保護喚起看板へのイタズラ その後

2019-03-21 09:12:04 | 自然
2019年3月21日(木)

貯水池で、地元有志の方々が掲げてた看板がきれいに直ってた!


3月4日、悪意のイタズラに気付き・・・


あのとき、こんなこと書いたんだケド・・・

申し訳ないことに、ついつい笑ってしまった。
「両性類はないやろ。 両生類やもん」 なんてね。
懸命に遺跡を整備されつつ、自然や生物の保護をも訴えてるというのに・・・失礼千万だよね。
御免なさい。
こういうの、最後に助成したであろう行政側の担当者が責任もって確認しないと。
地域の方々のせっかくの苦労がちょっぴり報われないことになるもんな。

※ 3/6追記:看板への心ないイタズラに気付きました。
  ブラックバスの表記が一部削られ、ブフックハスにされてます。
  許される行為ではありません。
  本日、知人へ連絡・報告しておきます。


ブログにあげ、指摘した責任もある。
その後すぐ行政関連の知人へ連絡して対応をお願いした。

看板を設置した地元の自然保護グループが即刻対応してくれることに。

知人からのまた聞きでは
・看板へのイタズラはしょっちゅうあって、とても困ってる。
・近年、特定外来種ブラックバスの違法放流があったらしい。
・池周辺の美化活動を進めたこの数年、バス釣りをしに来る連中がひっきりなしに。
・やむを得ず看板を掲げることにした。  と憤りを抑えられない様子だったとのこと。

某氏は「すべて人は自己満足のために生きている」なんてブログにあげ
採集や飼育は法に触れない中で自分勝手に好きなようにやればいいみたいなこと書いてる。
確かにそりゃそうなんだケド・・・

自己満足の中にもいろんな品格や節度が必要だと思うな。
少なくとも違法や他者を踏みにじる自己満足は成立しないよね?
もっと言えば、自己満足があるのなら・・・・・・当然他己満足だってあるんだよ。


ともあれ知人と地元の方々、何の得もないままお疲れさまでした。
とってもすてきな看板になってましたよ!




コメント (2)
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