2019年3月19日(火)
先週の土曜日の水彩画教室スケッチ旅の続き。
車窓には、西日本豪雨で大規模な水没災害に見舞われた街が広がる。
当時、救援物資を届けようにも大渋滞。
迷惑をかけるだけと、引き返すしかなかった。
解体中の家、1階が抜け殻の家、更地、そして一見小奇麗だけど無人の家・・・
勝手に撮ってブログに載せる気にはならない。
目に焼き付けておく。
川を越え、2つ目の目的地に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/1e/f3691d06a5ce66ea9fbd76e0dd769013.jpg)
昼食は皆さんと別れ、1人地元のうどん屋へ向かう。
20年ほど前に家族でたまに食べに来てた小さな店だ。
釜飯が具沢山で絶品なのだ。
遠い、遠い。
3km近く歩いて歩いて・・・着いたぞっ!
あれっ? こんなに大きな店やったか? 隣の割烹仕出し屋はいずこ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b5/c2dff09b6d51cebb0f89cb85e0604ac7.jpg)
撮影の許可をもらい、ごったがえす評判の店になった姿を撮る。
店内には沢山の客、10名近い店員が忙しく動き回る。
釜飯は変わらぬ美味さで、当時のことがよみがえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f8/2c4e64efbffe2a6a6aff712207f039b5.jpg)
茶碗2杯分は優にある。
食い終えたら、また歩き。
用水路や川の様子を見て回らねば・・・
ヒーヒー言いそうになる中、最初の用水路では小さなオイカワ。
次の小川では・・・大きなコウライニゴイ数匹のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/57/338993caaa11e33ad196efaa1b562e58.jpg)
その次の川も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/fe/e51873f82df182355dfdc7f055f9ea04.jpg)
もう限界と辿りついた川も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ea/74bc7a6f12b82d072f212db3fd309f68.jpg)
魚の姿は見えないまま。
深みを見つけ、竿を出しても当然のように何の反応もなし。
水害になってはいない街でも、きっと川の中はグチャグチャにされたんだろうなあ。
さて、駅まで帰るべ。
遠いなあ。遠いなあ。
一体どれくらい歩いてきてたんやろ?
食事の時間、竿を出した時間を除いても3時間くらいは歩いたもんな。
集合場所へ時間内に戻れるやろか?
足も心も鉛のように沈んでく。
あかんっ!
急きょ、見つけた本屋で休憩や。
休憩といっても座ると立ち上がる気になれないからなあ。
おっ!
『里海資本論』(井上恭介 NHK「里海」取材班 角川新書 2015)発見!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b2/c083d681235f5170dfdd529617644369.jpg)
おもろかった『里山資本主義』の続編じゃんか。
読んでみたいと思いつつ、注文するほどの意思もなく、ほっといて忘れかけてた本。
足はともかく心が軽くなる。
フーフーハーハー何とか時間内に戻れたぞおっ!
もう2度とこの街、電車で来んぞっ!
「みんなとすぐ別れとったけど、何か描いた?」と、師匠。
「ええ、いっぱいかきました。・・・・・・汗を!」と、いつもの要らぬ一言。
「馬鹿もんがっ!」
笑顔で怒られたのも含め、スケッチ以外の沢山の思い出が生まれた旅だった。
先週の土曜日の水彩画教室スケッチ旅の続き。
車窓には、西日本豪雨で大規模な水没災害に見舞われた街が広がる。
当時、救援物資を届けようにも大渋滞。
迷惑をかけるだけと、引き返すしかなかった。
解体中の家、1階が抜け殻の家、更地、そして一見小奇麗だけど無人の家・・・
勝手に撮ってブログに載せる気にはならない。
目に焼き付けておく。
川を越え、2つ目の目的地に到着。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/1e/f3691d06a5ce66ea9fbd76e0dd769013.jpg)
昼食は皆さんと別れ、1人地元のうどん屋へ向かう。
20年ほど前に家族でたまに食べに来てた小さな店だ。
釜飯が具沢山で絶品なのだ。
遠い、遠い。
3km近く歩いて歩いて・・・着いたぞっ!
あれっ? こんなに大きな店やったか? 隣の割烹仕出し屋はいずこ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b5/c2dff09b6d51cebb0f89cb85e0604ac7.jpg)
撮影の許可をもらい、ごったがえす評判の店になった姿を撮る。
店内には沢山の客、10名近い店員が忙しく動き回る。
釜飯は変わらぬ美味さで、当時のことがよみがえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f8/2c4e64efbffe2a6a6aff712207f039b5.jpg)
茶碗2杯分は優にある。
食い終えたら、また歩き。
用水路や川の様子を見て回らねば・・・
ヒーヒー言いそうになる中、最初の用水路では小さなオイカワ。
次の小川では・・・大きなコウライニゴイ数匹のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/57/338993caaa11e33ad196efaa1b562e58.jpg)
その次の川も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/fe/e51873f82df182355dfdc7f055f9ea04.jpg)
もう限界と辿りついた川も
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ea/74bc7a6f12b82d072f212db3fd309f68.jpg)
魚の姿は見えないまま。
深みを見つけ、竿を出しても当然のように何の反応もなし。
水害になってはいない街でも、きっと川の中はグチャグチャにされたんだろうなあ。
さて、駅まで帰るべ。
遠いなあ。遠いなあ。
一体どれくらい歩いてきてたんやろ?
食事の時間、竿を出した時間を除いても3時間くらいは歩いたもんな。
集合場所へ時間内に戻れるやろか?
足も心も鉛のように沈んでく。
あかんっ!
急きょ、見つけた本屋で休憩や。
休憩といっても座ると立ち上がる気になれないからなあ。
おっ!
『里海資本論』(井上恭介 NHK「里海」取材班 角川新書 2015)発見!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b2/c083d681235f5170dfdd529617644369.jpg)
おもろかった『里山資本主義』の続編じゃんか。
読んでみたいと思いつつ、注文するほどの意思もなく、ほっといて忘れかけてた本。
足はともかく心が軽くなる。
フーフーハーハー何とか時間内に戻れたぞおっ!
もう2度とこの街、電車で来んぞっ!
「みんなとすぐ別れとったけど、何か描いた?」と、師匠。
「ええ、いっぱいかきました。・・・・・・汗を!」と、いつもの要らぬ一言。
「馬鹿もんがっ!」
笑顔で怒られたのも含め、スケッチ以外の沢山の思い出が生まれた旅だった。