2022年8月19日(金)
ヤガタアリグモ Myrmarachne elongata
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/83/86e38878e5e27d290ad0c5b1b0673c49.jpg)
20220819 7mmほど
たまには今日撮れたての話題。
初めて意識して見た、細長くカラフルなアリグモの仲間。
いつものゴミ捨てついでの朝散歩中、アカメガシワの葉の上にいて
あっという間に去っていかれたので、画像はこの1枚。
アカメガシワの葉のつけ根には、どうやら蜜腺があるようで、小さなアミメアリが寄ってきている。
そのアリを食べようと、小さなアオオビハエトリもいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9e/f9993f16253da8f2a16e2ab55bb93cb4.jpg)
20220819 4mmほど
たぶん、ヤガタアリグモも餌になる虫をねらって葉の上にいたんだろうね。
また、この葉をホスト(食草)にしているサメハダツブノミハムシもそこそこいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/26/4064ec8745111a8003f8ec720da5f0a1.jpg)
20220818 3mmほど
交尾中だから撮影は遠くから控え目に。
このハムシもハエトリグモやアリグモの獲物になるんだろうか?
ところで、アリグモといえば
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/55/974cc2e5613885226e8c3482cc2ae738.jpg)
20220515 5mmほど
全身まっ黒で、アリに擬態して(似せて)いることで有名だ。
ときにアゴが短く腹部がカラフルなやつもいるけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/33/8bff903e3a9bdbb5a4e2cefb23db2a12.jpg)
20220610
どちらもオスだからアゴが大きく、アリとはちょっと似てないけど、メスはそっくりだ。
でも、今日出会ったヤガタアリグモは何に擬態しているんだろう?
ネット上では「アリに擬態」と書いてあったりするけれど
私が見つけたときは、「あっ!小さなハチ!」というのが第一感!
そこで、あらためて登場させておいて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/83/86e38878e5e27d290ad0c5b1b0673c49.jpg)
アリならばムネアカオオアリに似せてるのかなあ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/02/ab7617974927ee7e2aa32f19b543c595.jpg)
でも、このアリ、私の家周りで見たことがない。
ハチならばヒメアメバチやジガバチなんかが似てる気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b1/920914ce6ea8afc81e1b9bbcc4054add.jpg)
でも、はっきりと翅が見える。
アオバアリガタハネカクシもあやしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/81/e740aa76738520eb5597b4e82cbed95d.jpg)
ま、シロウトの私にわかる訳はないのだけれど・・・
ただ、調べてみて、一つわかったことは
かつて、このヤガタアリグモを見つけ、有毒で有名になった外来種と間違えて
『ヒアリだ! ヒアリだ!』と、自治体に駆除連絡をされる方々もけっこう多かったらしいことだ。
結局のところ、ヒアリの毒もそこそこで(アオバアリガタハネカクシの方がむしろ強い毒)
ヒアリ猛毒騒動もいつの間にか収まってしまってるみたいだよね。
子どもたちの夏休みの自由研究も簡単にできるだろうし
もしかしたら、昨夜の『ダーウィンがきた!』みたいに、家の近くで『新種発見!』なんてこともあるかもしれないよ。
ま、まわりの大人たち次第かもしれないけれどね。
科学技術がとうの昔に私たち人間の理解を越えてる昨今
理論も仕組みもわからぬまま修理もできぬまま
スマホもPCも電化製品も「壊れれば買い替える」しかないのなら
今こそ「自分で見つけ記録して調べてみる」という『博物学』を「民衆の科学」の中心に据えてもいいんじゃないかと思う。
生き物に限らず、化石でも民具でも建物でも食べ物でもマンホールでも、なんでもいいから。
かくして、こんな具合に、アカメガシワの葉数枚だけでも結構楽しめたのでありました。
ヤガタアリグモ Myrmarachne elongata
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/83/86e38878e5e27d290ad0c5b1b0673c49.jpg)
20220819 7mmほど
たまには今日撮れたての話題。
初めて意識して見た、細長くカラフルなアリグモの仲間。
いつものゴミ捨てついでの朝散歩中、アカメガシワの葉の上にいて
あっという間に去っていかれたので、画像はこの1枚。
アカメガシワの葉のつけ根には、どうやら蜜腺があるようで、小さなアミメアリが寄ってきている。
そのアリを食べようと、小さなアオオビハエトリもいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/9e/f9993f16253da8f2a16e2ab55bb93cb4.jpg)
20220819 4mmほど
たぶん、ヤガタアリグモも餌になる虫をねらって葉の上にいたんだろうね。
また、この葉をホスト(食草)にしているサメハダツブノミハムシもそこそこいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/26/4064ec8745111a8003f8ec720da5f0a1.jpg)
20220818 3mmほど
交尾中だから撮影は遠くから控え目に。
このハムシもハエトリグモやアリグモの獲物になるんだろうか?
ところで、アリグモといえば
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/55/974cc2e5613885226e8c3482cc2ae738.jpg)
20220515 5mmほど
全身まっ黒で、アリに擬態して(似せて)いることで有名だ。
ときにアゴが短く腹部がカラフルなやつもいるけど。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/33/8bff903e3a9bdbb5a4e2cefb23db2a12.jpg)
20220610
どちらもオスだからアゴが大きく、アリとはちょっと似てないけど、メスはそっくりだ。
でも、今日出会ったヤガタアリグモは何に擬態しているんだろう?
ネット上では「アリに擬態」と書いてあったりするけれど
私が見つけたときは、「あっ!小さなハチ!」というのが第一感!
そこで、あらためて登場させておいて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/83/86e38878e5e27d290ad0c5b1b0673c49.jpg)
アリならばムネアカオオアリに似せてるのかなあ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/02/ab7617974927ee7e2aa32f19b543c595.jpg)
でも、このアリ、私の家周りで見たことがない。
ハチならばヒメアメバチやジガバチなんかが似てる気がする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b1/920914ce6ea8afc81e1b9bbcc4054add.jpg)
でも、はっきりと翅が見える。
アオバアリガタハネカクシもあやしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/81/e740aa76738520eb5597b4e82cbed95d.jpg)
ま、シロウトの私にわかる訳はないのだけれど・・・
ただ、調べてみて、一つわかったことは
かつて、このヤガタアリグモを見つけ、有毒で有名になった外来種と間違えて
『ヒアリだ! ヒアリだ!』と、自治体に駆除連絡をされる方々もけっこう多かったらしいことだ。
結局のところ、ヒアリの毒もそこそこで(アオバアリガタハネカクシの方がむしろ強い毒)
ヒアリ猛毒騒動もいつの間にか収まってしまってるみたいだよね。
子どもたちの夏休みの自由研究も簡単にできるだろうし
もしかしたら、昨夜の『ダーウィンがきた!』みたいに、家の近くで『新種発見!』なんてこともあるかもしれないよ。
ま、まわりの大人たち次第かもしれないけれどね。
科学技術がとうの昔に私たち人間の理解を越えてる昨今
理論も仕組みもわからぬまま修理もできぬまま
スマホもPCも電化製品も「壊れれば買い替える」しかないのなら
今こそ「自分で見つけ記録して調べてみる」という『博物学』を「民衆の科学」の中心に据えてもいいんじゃないかと思う。
生き物に限らず、化石でも民具でも建物でも食べ物でもマンホールでも、なんでもいいから。
かくして、こんな具合に、アカメガシワの葉数枚だけでも結構楽しめたのでありました。
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