2020年3月6日(金)
セトウチサンショウウオのたぶんオス
一昨日、友からの電話
「有休とったから明日遊ぶ?」
「ええよ。どこ行くんな?」
「春の生き物を確かめにいろいろ行こや」
わざわざ有休使って私と遊んでくれるというのだ。
と、昨日、最初に訪ねたのはセトウチサンショウウオ生息地。
「一度、成体、見ときたかったやろ?」と、ますます優しい友。
3月1日、私に断りもなく1人で確かめに行った残忍な友からクルリ一転。
きっと前回のブログ
『セトウチサンショウウオ成体の♂かな?』がみぞおちにささったにちがいない。
卵黄はまだ2つのまま
産卵に山から下りてきたメスが増えていないということだね。
友が枯れ枝でタマリをつついていく。
「おった!おった!ほれっ!」
やった!やった!
まだカスミサンショウウオと呼ばれてた頃に、他県で見たことあれど
地元で見るのは初めてなのだ!
私は水すくい用プラケースでそっとそ~っとすくおうと・・・
「そんなんせんでも手づかみでほれっ!ほれっ!」
調子づく友。さすが経験者は一味違うね。
「ありゃ?・・・どこ行った?・・・おらんよになった・・・」
ふざけんじゃねえぞおっ!
タマリに泥が舞い、すっかり濁ってしもうたやんかっ!
な~んも見えん!な~んもわからん!
友への評価はクルリ反転、だだ下がり!
付近を必死に探しまくる友。
やっとこヤマアカガエルの卵黄の下から
「おったど~っ!」
さすが、さすがは友なのだ!
クルリと評価はウナギのぼり。
今度はプラケースに入れて
「ありゃ?前のより小さいか?色もうすい気がする」
「そりゃ2匹のオスがおるんかもしれんなあ」
撮影開始
お顔、カワイイッ!
十何段腹のシワシワお腹もキュート!
黄味を帯びた尾のグラデーションも鮮やか!
こんないたいけな生き物が多くの人に知られぬまま、滅びの道をたどってる。
気付かれぬまま圃場整備をされたり、宅地開発されたり・・・
コイツも何となくうつむきがちにしょげた顔に見えてしまう。
十分に冷やした友の手のひらから
必死に脱走をはかり
タマリの浅瀬にそっと戻し、ヤラセ写真
しばらくしたらまた来るぞ、元気でな!
行政にも連絡・報告して、保護できる手段も検討するから。
昨年のようにイノシシのヌタ場になって、子孫全滅なんてなことにしたくないもんな。
ここで一句
『瀬戸内の春やかすみの消えし里』
なお、サブタイトルは『ねじまき鳥クロニクル』をパロッたもの。
書いたの村上春樹だもの、春だもの。
「さ、次行くで~っ!」
セトウチサンショウウオのたぶんオス
一昨日、友からの電話
「有休とったから明日遊ぶ?」
「ええよ。どこ行くんな?」
「春の生き物を確かめにいろいろ行こや」
わざわざ有休使って私と遊んでくれるというのだ。
と、昨日、最初に訪ねたのはセトウチサンショウウオ生息地。
「一度、成体、見ときたかったやろ?」と、ますます優しい友。
3月1日、私に断りもなく1人で確かめに行った残忍な友からクルリ一転。
きっと前回のブログ
『セトウチサンショウウオ成体の♂かな?』がみぞおちにささったにちがいない。
卵黄はまだ2つのまま
産卵に山から下りてきたメスが増えていないということだね。
友が枯れ枝でタマリをつついていく。
「おった!おった!ほれっ!」
やった!やった!
まだカスミサンショウウオと呼ばれてた頃に、他県で見たことあれど
地元で見るのは初めてなのだ!
私は水すくい用プラケースでそっとそ~っとすくおうと・・・
「そんなんせんでも手づかみでほれっ!ほれっ!」
調子づく友。さすが経験者は一味違うね。
「ありゃ?・・・どこ行った?・・・おらんよになった・・・」
ふざけんじゃねえぞおっ!
タマリに泥が舞い、すっかり濁ってしもうたやんかっ!
な~んも見えん!な~んもわからん!
友への評価はクルリ反転、だだ下がり!
付近を必死に探しまくる友。
やっとこヤマアカガエルの卵黄の下から
「おったど~っ!」
さすが、さすがは友なのだ!
クルリと評価はウナギのぼり。
今度はプラケースに入れて
「ありゃ?前のより小さいか?色もうすい気がする」
「そりゃ2匹のオスがおるんかもしれんなあ」
撮影開始
お顔、カワイイッ!
十何段腹のシワシワお腹もキュート!
黄味を帯びた尾のグラデーションも鮮やか!
こんないたいけな生き物が多くの人に知られぬまま、滅びの道をたどってる。
気付かれぬまま圃場整備をされたり、宅地開発されたり・・・
コイツも何となくうつむきがちにしょげた顔に見えてしまう。
十分に冷やした友の手のひらから
必死に脱走をはかり
タマリの浅瀬にそっと戻し、ヤラセ写真
しばらくしたらまた来るぞ、元気でな!
行政にも連絡・報告して、保護できる手段も検討するから。
昨年のようにイノシシのヌタ場になって、子孫全滅なんてなことにしたくないもんな。
ここで一句
『瀬戸内の春やかすみの消えし里』
なお、サブタイトルは『ねじまき鳥クロニクル』をパロッたもの。
書いたの村上春樹だもの、春だもの。
「さ、次行くで~っ!」