私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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カワバタモロコの保護地へ!:東海道中ガサ釣り記⑥

2020-03-01 17:16:07 | 純淡水魚
2020年3月1日(日)

カワバタモロコ


「カワバタモロコの保護地も見てみますか?」
「はいっ!ありがたい話です!」
「場所など絶対口外しない、特定される景色は紹介しないでくださいね」
「もちろんです」

静岡県以西に点々と細々と分布し、近年激減してる魚なのである。


確かに20年ほど前までは割と普通に生息してたよなあ。

今や、捕獲禁止の条例がある都道府県も多い。
今回は、その保護の御大とともに調査の一環という形なので気は楽だ。


昨年の11月に東海地方の淡水魚の現状を案内してもらったときのことなのである。

ここも外来種のアメリカザリガニは多くて、やむなく肥料になってもらったケド。


本来ならこんなに多くのカワバタモロコが普通にいるのが日本の淡水域なのだ。

「一度でもバスやギルを放流されるとおしまいです」御大は言う。

確かに、これだけ世界中の人や物が行き交う時代
多くの外国の生き物も、そりゃ当然日本に入ってくるわな。
ペットショップで買ったり飼ったりを趣味にする人がいてもいい。

それらにいちいち目くじらたてる気はない。
外来種の侵入はやむを得ない。

ケド、わざわざ意図的な放流はせんでもよかろ?
拡散させてる日本人は日本の生命や自然に対し無責任すぎるよなあ。

ルアーフィッシングというただただ個人的な趣味だけのためにね。
バスやギルはパンデミックを起こす。
閉ざされた水系ではやがてギルだけになり、いずれ何も住めない水系になっていく。

不謹慎かもしれない。
が、バスやギルを新型コロナウィルスに置き換えれば、意図的な拡散は大きな罪でしょ?

私がバスやギルを極度に嫌う理由はそこにある。
コメント (2)
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