私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

短吻紅斑吻鰕虎中部型はブサカワヨシノボリじゃ!の巻  台湾釣(ガサ)行記㊶

2017-02-12 08:08:45 | 台湾の魚たち
 2016年12月27日 火曜日

短吻紅斑吻鰕虎の中部型である。


台湾中西部の小河川でふつうにおった。

次に行った用水路でも簡単に採れた。


どう見てもブサカワヨシノボリなのである。

台湾南部で1尾だけ採れた南部型をあらためて載せると


コッチはとてもエレガンスじゃないか!

同じ種として生まれた姉妹とは思えんくらい「何かどこか違ってる」のである。

確かに短吻紅斑吻鰕虎について、台湾の図鑑には
・台湾でもっとも美しいヨシノボリである
・生息域と外部形態から「3つの型」に分けられる
と記されていて、それぞれの特徴が書かれているのである。

しかし不思議じゃなあ。
両側回遊、つまり「一生に一度必ず海に下る」であろうコイツらが
違う河川から流下したとしても海で混ざる可能性があるコイツらが
九州ほどの大きさの島国の地域によって、どのように3型に分化していったのだろうか?

こんなこと考えてる時は、とってもシアワセじゃね。
コメント
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