私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

明潭吻鰕虎(Rhinogobius candidianus)?を釣るの巻  台湾釣(ガサ)行記㉟ 釣査61種目

2017-02-06 09:13:05 | 台湾の魚たち
 2016年12月26日 月曜日

明潭吻鰕虎( Rhinogobius candidianus )なんじゃないかなあ?


台湾西部に流れる濁水渓という大きな河川の中上流域の清水渓という支流の


下流域にあった堰のタマリで釣ったのである。


タイワンハナマガリやタカサゴオイカワが群れとるけども万能エサのミミズに見向きもしない。
パン練りを使っても知らんぷり。
友はガサをしに上流へ行ってしもうとるし、車のカギはないし・・・・・・

仕方がないので底に沈め、何度も釣り落とした末に2尾ほど釣ったのである。
実にすばしこい。
エサをくわえてはすぐ底石にもぐりこむ。
しっかりくわえるまで待つしかないわ、と思ったのが大きな失敗だった。
2尾ともしっかり針を飲み込んでしもうて・・・・・・
台湾で初めてしかも続けて殺してしもうたんである。
いやあ、いやな気分になってしもうたがな。

せめてしっかり観察を、とじっくり見てみると
「日本のクロヨシノボリにそっくりちゃうけ?」なのである。
でも台湾にクロヨシノボリはおらんしなあ。

帰国後調べてみて、分布域その他照らし合わせてみて
明潭吻鰕虎( Rhinogobius candidianus )だと思うのである。
図鑑を自分なりの解釈でナナメ読みしてみる。
「かつてコイツをはじめとする台湾の数種ヨシノボリ類はクロヨシノボリにくくられていた」
「コイツと南台吻鰕虎( Rhinogobius nantaiensis )との関係は今後の課題である」
みたく書いとるのである。

ちなみに、とある有識者さんからは「ちがうよ」と言われたりしてるので誰か教えてほしいなあ。

なお、この場所に地元の釣り人がやってきたのだ。
声をかけると「いつも釣ってるよ」とのこと。
エサを見切られていたり、やたらスレとったりした訳じゃ。
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私魚人図鑑③  定年親父の挑戦:~タナゴ仕掛けで釣った生き物60種達成記念号!~

2017-02-06 00:08:03 | 私魚人釣魚図鑑


2017年2月6日 月曜日

私魚人(あいうおんちゅ)図鑑③  ~タナゴ仕掛けで釣った生き物60種達成記念号!~



今回はほぼ「海と台湾」である。
のべ竿での海釣りは実に50年ぶりなのだ。
180cmタナゴ竿で海に挑む姿はまるでドンガバチョならぬドンキホーテなのである。
「もっと長い竿じゃったら・・・・・・」
「コマセをボンボンまきさえすりゃ・・・・・・」
「サビキや投げ釣りを使えば・・・・・・」
と何度もオレオレ詐欺にかかりかけたのである。
道具は一通り持っているのである。

ホント海で出会った釣り人全員が「釣れなくなった」と言い「長い竿」を使っていた。
うち1人を除き「コマセをボンボンまく」か「投げ釣り」をしていた。

「釣れないなら魚たちが回復するまでチョボチョボでもええわ」なんぞ思わんのが釣り人の性なのである。
「入れ食いを味わいたい」のが釣り人の性なのである。

でもなあ、ますます海を汚し、釣りを難しくし、かつドンドン釣れんようにしとるんではないかなあ。
自分の子や孫の時代にも地元の魚を味わえたり、もちろん釣りが楽しめたりした方がいい。
そのためにはあんまりエスカレートせん方がいい。
ショボイままガマンじゃ、ガマン。
その方がタマタマ釣れた喜びもヒキも大きいのである。


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