家電製品が不調をきたすときはなぜか仲間を連れ立って?2~3品目相次いで故障するもので、その延長線上というか何というか、高級(笑)フルハイビジョンデジタル液晶テレビと高級(笑)デジタルハイビジョンレコーダーが自宅に届く前日に、地味に活躍していたCDラジオカセットレコーダーが突然不具合ってしまいました。
CDのランダム演奏が、何曲目かで突然空回ってErr表示になって停止してしまう。
まーねー、ネット通販で本体の安さと送料の安さばっかり追求した果てにたどりついた製品だし、さなきだにT社の音響モノは原因不明の不具合が多いとこれまたネットでの評判を聞いて覚悟はしていたのですが、なにも年末ドン詰まりのこの時期にネを上げることはないだろうにね。
某大手通販サイトで買った商品なので、販売店は遠隔も遠隔の九州。結局メーカーT社のメンテサービスにお願いすることになりそうですが、もうメンドくせぇので年明けまで持ち越しだぁ。
今日は再放送『真夏の薔薇』も放送がないので、10月にすでに脱落していた『愛の迷宮』最終話を留守録しましたが、結局ゆりあ(黒川芽以さん)が光男(保阪尚希さん)の子で拓真(阿部進之介さん)は航太(咲輝さん)の子で…いいのかな。途中が抜けたので、中盤「“誰が本当は誰の子なのか?”以外興味はない!」と一時は思ったのに別にどうでもよくなってしまいました(脱)。
土壇場に振って湧いたように春樹(河合龍之介さん)の実の父・梶原(菊間秋彦さん。02年同枠『レッド』では遊井亮子さん村井克行さん関口知宏さんが入れ替わり立ち代り現れてはテンパってたカフェバー“リコッタ”の寡黙なイケメンバーテンダー役)が参入しましたが、自殺未遂のあと半身不随となった光男「(鮎川コンツェルンの経営権を手に入れた)梶原さんとは、たまに会ってるのか?」に春樹「うん、あの人も、オレの父さんだから。…でもオレは、生まれ育ったこの家(=鮎川家)でやっていきたいんだ」というやりとりと、その間光男の車椅子を支えてじっと目を伏せている可奈子(高橋かおりさん)の場面にちょっとだけグッときました。
可奈子にしてみれば自分をなおざりにし通した鮎川家への恨みと、本当は愛していた光男への、愛しているがゆえの不信と失望が、あのとき頂点に達しなければ行きずりの梶原との間に春樹を身篭ることもなかったかもしれない。人生、“あのとき、ああしていれば”より、“ああしてさえいなければ”で先々のいろんなことが規定されて行くことが多いものです。
ヤケクソ半分祝福半分のテンションで「兄さんとゆりあさんがけっこんしまぁーーす!」と叫ぶ春樹、本当は想像妊娠ではなかった拓真との間の娘・真美を連れて、家族が待つ別荘より先湖を訪れる恵理香(奥田恵梨華さん)、かなわない恋だった文香(もっと長く出番あってほしかった宮本真希さん)の面影を胸にスケッチブックを開きつつ、実は自分の孫である真美を恵理香から紹介され愛しく見つめる航太(咲輝さん)……“取り返しのつかない過去の選択”によって、思わず知らず人生が良いほうにも悪いほうにもオーバードライブして行く人間の運命を暗示して、ここだけ見れば含蓄深いエンディングだったと思います。
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