イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

またまたひかりを

2008-11-06 00:24:06 | デジタル・インターネット

今朝がたいきなり「ピー」というFAX受信音で目覚めさせられました。眠い目をこすりこすり着信トレイを見たら、何も来てない。

15分ぐらい経ってまた「ピー」。もう放っといてまた寝ようと思ったら、20分後くらいに三度めの「ピー」。

家族の誰かひとりでも就眠中には着信時呼び出しベルは切にしてあるので、そのため着信がうまくいかないのか?(そんなわきゃない。そもそも着信エラーの場合受信音自体鳴らないし)とも思ったのですが、呼び出し音を復活させても、依然、着信も受信も関係なく15分から30分に一度「ピー」。

ウチのFAXはコードレス電話機+子機と接続しているため、「ピー」が電話機から来ている可能性もあるな…と思い、思い切ってコンセント抜いて、ルーターから来ている回線も外してみました。すると果たせるかな1時間、2時間、「ピー」は来ない。やはり原因はFAX

ここ2ヶ月ほど、留守電録音ができなくなるなど不調が目立ってきたFAX、何年製か思い出せないけどそろそろ寿命か?買い換えやむなしか?しかしFAXだけ買い換えて、買い換えた途端今度は接続しているコードレス電話機が寿命来たりする公算が大ではあるまいか?といろいろ思い悩んで、説明書を探し出し、ダメもとでメーカーのサービスセンターにかけてみました。

地元直近のサービス窓口は電話番号が変わったか閉鎖したらしくつながらないのでフリーダイヤルのほうへ。こちらは速攻つながりました。

説明書通りの型番を告げたところ、担当の女性によれば、「光回線をお使いの場合、回線を使った信号が、FAXにより受信として感知されて、受信音を発する場合があります」…ムダに敏感なんだ。

「ピー音が鳴るとき、FAX受信時のような光は出ていませんか?」「さあ…鳴るのは一瞬なので、鳴ったなと思って、行って見ると何も出てない状態ですけど。いつ鳴るかわからないので、鳴るまでずっと見つめていることもできないですし」「わかりました」…わかっていただけましたか。

いったん電話を切り、コンセントはつないで、回線は外した状態にして、例のモノが出動。天下の携帯電話サマです。

携帯に担当女性からかけ直してもらい、FAXのディスプレイにメンテナンス画面を出して“設定のやり換え”操作のレクチャー。固定電話機・FAXがこういう事態になったときのために、どうしても一家に一台、“回線から自由”な、携帯電話というものが必要なわけです。

機能キーその他を言われるままに押して、設定レポート出力して、ものの1分もしないで終了。「これで様子を見て、まだ受信音が出るようなら、またこちらのフリーダイヤルにお電話ください」とのこと。

それから約半日が経過しましたが、鳴ったのか鳴らなかったのか。帰宅してから「どうだった?」と高齢家族に訊いても、耳がアレなので雲を掴むよう。本当の着信ベルなら彼らにもさすがに聞こえるのですが、FAX受信時、送信完了時共通のピー音って、高齢者にとっては“耳鳴り”に非常に近い波長らしく、電子炊飯ジャーの炊き上がり音、予約設定音同様、「不快な空耳」として“聞こえなかったことにする”という心理的処理をされやすい音のようです。

結局、次にまる一日在宅できる日が来なければ、設定やり換えの効果は検証できそうにありません。まだ薄暗い明け方に、またまた「ピー」なんて鳴られたら、ぜんぶコンセントひっこ抜いてやりたくなりそう。

最近TVでもラジオでもさかんにCM打っている“ひかり電話”ですが、細かい、意味のわからない不調、いや不調なのかそうでないのかさえ判然としない現象が結構多い。その都度、電話機・FAX・ルーター、どこに問題があるのか突き止めて、どこに相談問い合わせすればいいのか悩まなきゃならない。便利なこと、おトクなこと、楽しいことばかりではないです。

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