本日発売のTV Bros(5月30日号、掲載番組表は5.30.>>6.12.)、表紙の追悼・忌野清志郎さんは本当にいい顔をしておられますね。
この顔を全面に載せるために、いつもの同誌表紙の、ごちゃごちゃおもしろカオスレイアウトな特集リードとか見出しはいっさい無し。TV、ラジオでも追悼特集組んだ媒体は数多かったけれど、音楽専門誌でもないのにこれだけドアタマから表敬した雑誌は他にないんじゃないでしょうか。
…こういうことをブログで書くときは画像ぐらい載せるもんだよとブチブチ言ってるそこのアナタ、そうアナタ!今日発売ですから、いまからでも遅くはない、直近のコンビニに飛び込んで、手に取って有難く拝みたまえ。そして特集記事熟読用、番組表チェック用、友人知人に布教用、永久保存家宝用と、最低4冊は買うよろし。1冊210円、4冊買ったって840円、向こう1ヶ月“週一はビール禁”を貫けば浮く金額ではないか。
月河は“向こう4ヶ月、月一禁”で浮かせようと思ってるわけですが。繰り延べ繰り延べ。
いや、別に東京ニュース通信社の回し者ではないんですけど、追悼アピールこんなに直球だと、ものすごくスペシャル感があるんですね。念を押すようだけど、音楽・ロック専門誌ではないのだし。
清志郎さんの御尊顔アップを改めて眺めるに、顔のあの位置にヒゲ立ててあんだけ似合う人も稀有ですね。成人男性なら、生やし伸ばせばヒゲは必ず生えるし伸びますが、ヒゲの伴う顔のパーツ数ある中で、ほかは剃ってアソコだけ伸ばそう、立てよう、保とう、と考える人は少ないと思います。
考えて、かつ実行する人はさらに少ないし、実行して、かつ似合う、絵になるサマになる人はさらに少ないと思う。そこらの一般人がアレ、やってごらんなさいな。怪しいチャイニーズマフィアにしかなんないから。
媒体で訃報に接して、「忌野清志郎(本名・栗原清志)さん(58歳)」に、あぁ本名も、年齢もあったんだ、と不思議な感覚さえ持ちました。ナチュラルヘアメイクの近影だと、普通に日本人の、50代にしては若々しい男性なのに、なぜか国籍も出生地も不詳に見える。
ひょっとしたら清志郎さん、報道では、法的にも、亡くなったことになっていますが、「ちょっと、いままでとは違うどこかに行ってみてる」だけかもしれない。“この世”も“日本”も、彼にとっては同じ地平の部分集合なのではないかと。
彼が“ちょっと”どこへ行って留守にしようと、彼の音楽は不滅に残されています。
歌い続けていれば、我々も、“ちょっと”彼のいる場所に行けるかもしれません。
ところでそのTV Bros今号、裏表紙、編集上言うところの表4ね。これも「おぉ!」でした。もちろん、広告なんですけどね。具体的に言えば、保健機能食品のガムです。プロ野球チームも持ってるあの会社の広告です。
表1の清志郎さんに釣り合うように、コレ持ってきたのかな。あるいは広告のご本人が「表1がソレなら俺、表4出たいんだけど、そこんとこヨロシク、OK、ビッグ」とか“逆オファー”して……なんてことは…
島崎俊郎さんたち、ヒップホップのひょうきん族時代のネタでは共演してますしね……いや、自分がそう思いたいだけか。
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