イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

チーク復活の日 ~一年遅れのラベンダー~

2018-07-13 23:15:23 | コスメ・ファッション

 冬場から春先にかけて、原因不明の顔の部分的な赤みとガサガサ ―皮膚科での診断によると“酒皶”(しゅさ)― につきまとわれて、しばらくフェイシァル化粧品・コスメ断ちをしていたのですが、気温上昇とともにどうやら去って行ってくれたようです。

 受診した時点では原因不明でしたが、顔につける・塗る系の化粧品やコーヒー、チョコレート、花粉対策マスクや就寝時のアイマスクなど顔の皮膚の刺激になっていそうな“アヤしいもの”を自分の中で列挙して消し込んでいく中で、なんとなくわかってきました。

 100%とまでは言い切れませんが、“顔の洗い過ぎ”が原因だったのじゃないかなと。

 特にメイクしての外出から帰ったときや就寝前に、シャワーの水圧を強めにして顔に直接当てて洗うのが好きだったのですが、右利きなので右側から特に強く当てるから、真っ先に水圧を受ける右の頬骨のいちばん高い(知れてますが)ところから発して赤いガサ剥け状態、つまりはソフトでマイルドな擦り傷と火傷の合わさったようなものができたのではないかなと。

 皮膚科のドクターが「ようするに表皮がとても薄くて敏感なんですよ」「冷たい風や直射日光や、外気と室温との温度差も(赤み発症の)引き金になるから、表皮を守るためのバリヤーとして、薄い化粧ならむしろしたほうがいいかも、化粧品かぶれではないから」。もちろん低刺激成分処方のものを選んでね・・とアドバイスしてくれたので、日差しがきつくなる5月頃から、毎年使う肌色ベージュの日焼け止めクリームと、UVカットパウダーのみで軽~く“専守防衛”は解禁していました。

 んで最近やっと“色モノ”も解禁。特に、いちばん赤みの目立っていた頬骨の上にブラシやパフで直接触れるチークカラーは約半年ぶりです。うわー、塗り方を忘れかけていた。

 昨年の夏に買って、秋になったら使おうと思っていたCザンヌ化粧品ナチュラルチークNの14“ラベンダーピンク”。店頭のサンプルで手の甲に塗ってみて、パールやゴールドのキラキラ光り物が混じらないマット仕立てなのが気に入っていたのですが、ほぼ1年間、化粧ポーチのコヤシにしてしまいました。

 パッと見、ラベンダーの花の色よりもはかなげな、白っぽい青みを含んだピンクなので、顔につけたら病人ぽく見えちゃうのでは?と心配になりますが、何の心配もいらなかった。むしろ顔が内側からライトを灯した様にほわんと明るくなります。

 製品の色単独で見ると白過ぎたり、青みが強すぎるように見えても、“地”の肌自体に、素の赤みや黄みがありますから、混じってちゃんとピンクに見えるんですね。年齢的にもあんまり「ホオベニつけました!」と主張するような頬にしたくないので、この“ほわん”とした、でもよっく見るとちゃんとピンクな感じはちょうど良いです。

 ただ肌の透明感を強調するので、やっぱり、皮膚科のお世話になるほどの酒皶とまではいかなくても、火照り等の、要らない赤みや色ムラがない、肌コンディション良好のとき限定かも。コレを塗ってみて、いまいち肌映えがしないなと思ったら、肌がお疲れ気味で休養を必要としていると思ったほうがいいでしょう。

 列島でも高緯度に位置する当地は、夏は概ね日本のおおかたより低温(近年、例外も増えてはきた)ですが陽射しはきついです。紫外線対策のベースがっつり塗った上から、清涼感のあるラベンダーピンクで涼しい顔。しかも塗りながらにして肌コンディション診断もできる。また楽しからずや。

 あと、洗顔のときシャワーの豪快直当てはやめました。泡の洗顔料で顔を包んでからボウルに張ったお湯に、水泳初心者の“水に慣れる練習”みたいに顔をつけ込んでバシャバシャ。考えてみれば、表皮ももう経年半端ないので、履き込んだ靴のソールみたいにすり減って薄くなっていても不思議はないのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする