イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

音を病んで知ると書いて

2013-08-03 01:07:58 | コスメ・ファッション

 ここのところの放置プレイでガラクタ箱の様になっているアクセサリーボックスから、着け飽きたイヤークリップに、極小すぎて物足りなくなって着けなくなったペンダントトップを通して耳に装着してみるというイタズラを考案。おぉナイス着眼。

 「エスニック調で結構オシャレ」と自画自賛したものの、月河がいつの間にかため込んでいたペンダントトップは、ほとんどパワーストーン各種から成っているため、極小と言えどもかなり耳が重い(疲)。

 パワーストーンで比重が軽いものと言えば、鉱物でなく植物由来の琥珀が代表選手ですが、高齢家族がどこかに持っていたような気がするので、今度物色して拝借するとするか。琥珀は軽いだけでなく硬度も低いので、金属のパーツに通すと瑕がつくかもしれないのが難点ですが。

 琥珀と言えば北三陸(モデルは岩手県久慈市)。というわけで今日も『あまちゃん』の話題は尽きません。

 太巻(古田新太さん)という人は、Pとしてどうしても“人工”を入れないと仕事をした気になれない性分なのかもしれませんね。素材の持ち味を直球で、素でぶつけるなんてのはクリエイターとしてはバカのやることだと思っている様子。

 自分もマネージャーとして新人だった時代に初めて手掛けた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)のデビュー時のもろもろがよほどトラウマになっているのか。歌唱の影武者として一枚噛まされ利用されてしまった春ちゃん(有村架純さん→小泉今日子さん)とは違った色合い、ベクトルで、やはり太巻も『潮騒のメモリー』の呪縛に25年間苦しんできたに違いない。この呪いというかオマジナイというか、解けるとしたら関係者一同、一堂に会して一気に解き放つしかないかも。魔法の杖を振るのはやはり我らがヒロイン、天野アキちゃん(能年玲奈さん)でしょうね。

 しかし、放送用語の規制・自主規制が妙に厳しい昨今、ふと思うのですが、太巻が事もなげにクチにした“音痴”というワードは、大丈夫なのでしょうかね、コード的に。病(やまい)ダレが付くのがどうも気になるんですが。ヤマイ系には特に厳しいじゃないですか、TV界。

 “○○ラ”を“視力障がい者”、“○○ボ”を“聴覚障がい者”と言うように、太巻も春ちゃんに鈴鹿さんの事を「彼女、音感不自由者なんだ」と言わなきゃならなかったなんてことはないのかな。

 “音痴”と言えば音楽がらみだけじゃなくて「運動オンチ」とか「味オンチ」「方向オンチ」等と、“△△が生まれつき苦手”“訓練しても向上しない”という意味の複合語形成に散々使われているから、いまさらコード抵触でもないか。汎用されてしまえば怖くないんですな。

 ちなみに俳優の水谷豊さんは、自宅でも道に迷う、夫人の伊藤蘭さんも失笑とともに認める極度の方向音痴だそうです(@『あさイチ』)。この話、以前『徹子の部屋』かどこかでも聞いた気がしますが、要するにどえらい広い家にお住みになっているというだけの話じゃないのか。まーお恥ずかしったらありゃしない。

 そう言えば、歌うアイドルスターの大先輩・内藤洋子さんを、昭和40年代初頭にスターダムに押し上げた映画監督に音痴・・ではなくて恩地日出夫さんという方がおられましたな。脚色脚本もみずから手がける才人で、萩尾望都さんの未来SF漫画『地球(テラ)へ・・』の、1980年のアニメ映画化の際も脚本・監督をつとめられ、声の出演には当時15歳の薬師丸ひろ子さんも参加されていたような。

 オンチつながりでとんでもない引き合いに出してしまいましたが、世の中狭いものでどこかしら何かしら誰かしらつながるものなのね。ということで。

コメント
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