イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

人間酷崩になる男

2010-12-04 23:14:16 | ニュース

前回の記事で、『相棒 season 9“暴発”での天涯孤独の麻取潜入捜査官役・山口祥行さんを見ていて、ふと若い頃の本田博太郎さんにこれ的な役を演ってほしかったなと思った…という意味のことを書いていて、後から自分で読んで笑ってしまいました。山口さんと本田さん、まるっと『仮面ライダーカブト』ZECTつながり。

“暴発”のような、『相棒』の中でもとりわけビターに深読みし甲斐のあるエピソードの、こういう鮮烈な役どころを充てられる俳優さんと、視聴していて想起する俳優さんの両方がレギュラーで出ていたのだから、仮面ライダーシリーズ侮るべからずですな。

『カブト』ZECT関係では、弓削智久さんが昨年season8元旦SP“カナリアの娘”で、レッド・ドラゴンばりのタトゥー姿を披露しているし、ワーム関係では悲しきウカワーム・麗奈役だった三輪ひとみさんがseason 4“七人の容疑者”で出演済みですね。

英国名家の本流なのになぜか末裔がコッテコテの日本人という不思議な神代家のじいや役梅野泰靖さんは、season 2“殺意あり”で、医療過誤を恨まれて遺族に殺される金持ち院長を演じておられます。梅野さんならいつseasonの何エピの誰役で出ていてもおかしくないほどのベテランさんですが。

“麗奈”で思い出しましたがカブト組の佐藤祐基改め智仁改めやっぱり祐基さんは(思い出し方がヘンか)、事務所関係とか身辺が落ち着いたら必ず『相棒』にゲストインしそうな空気はあります。『相棒』って基本的に、“おっさんもしくはおじさまワールド”なドラマなので、ゲストも年齢の若い役はそもそも“椅子”の絶対数が少なく、出るとしても明るく楽しくカワイかっこいいいまどきの若者ではなく、何かのひずみや影、疵を背負った人物であることが求められるので、若手陣もクセ者寄りのほうが起用されやすいかも。永遠の兄貴・徳山秀典さんなんか大いに来そうですが、今季は年明けから放送開始の昼帯があるしね。こちらはまた別建てで楽しみ。

『カブト』と言えば忘れちゃならねえ、例の“ミスター2000万”にも俳優休業前、若手感満々なうちにぜひ一度ゲストインしてほしかったですね。先々週“最後のアトリエ”にも地味に表紙の名前で登場、意外と息が長かった北之口修一(@season 5“ツキナシ”)役ってのも悪くないけど、season 6“空中の楼閣”で村上淳さんが扮したオレ様作家役なんかもおもしろかったかな。

『相棒』自体東映&テレビ朝日の、スーパーヒーロータイムチーム製作のドラマなので、ヒーロー番組OBの起用は多いです。今週のクライマックス回想場面、鎌田と後藤(大柴隼人さん)が向き合い銃を掴み合うシーンも、実はZECT対メガレッドだったりしますし。

……ところで連日媒体をお騒がせ中の市川海老蔵さん殴打事件。どっちから先に仕掛けた手を出したは別にどうでもいいけど、「現場のビルで複数の血痕を検出」「DNA検査の結果、海老蔵さんのものではない血痕も」とか聞くと、脊髄反射的に「そうか、ルミノール反応が出たか」と思ってしまいますな。「テキーラ入れた灰皿から指紋は取れたのか」とかね。「川浚ったらズボン出てくるかも」「携帯のデータ復旧は米沢さん(六角精児さん)得意だから、半裸土下座画像も見れるかも」なんてね。

「CSIラスベガスならDNA鑑定はグレッグだな」とか。TVの見過ぎ過ぎ

コメント
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