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日本 vs. ヨーロッパ「新幹線」戦争  川島令三 講談社

2013年12月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

新幹線は月に1,2度は利用しますが、特に不満はなく、正確で安全な運行は日本の誇りと思っています。しかし、東京オリンピックで開通した新幹線は、0系から始まり現在のN700まで電車自体は改良されてきていますが、線路自体の仕様が最高速度260㎞/h でそこに350㎞/hの電車を走らせるために電車自体にのみ改良を加えているそうです。車両には注意が向きますが、線路にまでは注意が向きませんでした。線路などみな同じ。。。ではないのです。

世界の動きは、線路自体を350km/hで作っているのでその上を走る機関車に特別の工夫は必要とせず、日本の新幹線が世界の高速鉄道の中で「ガラパゴス化」し、新幹線を輸出する際のハンディとなっているとのことです。

在来線が狭軌で、欧州のように在来線も広軌の国とは同じ土俵での評価はできませんが、高速鉄道の部分だけでなく社会の中の鉄道システムとして見ると、日本の新幹線は、なるほどガラパゴスのようです。

川島さん、電車関連の本はたくさん書かれていますが、さすがに世界の高速鉄道を自分で乗って調べてきたこの比較は、新幹線に自己満していた私には驚きの内容です。この新幹線から磁気浮上のリニアモータというのは、かなり「異端」から「異端」への進化のようです。それでも、私は輸出に携わっている訳ではありませんので国内の新幹線には120%満足しています。

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