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外国人向け価格と富士山の登山料

2024年07月03日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

最近、外国人向け価格と日本人向け価格の二重価格について、訪日した外国人に賛否を問うようなニュースを見ましたが、マスコミもここまでアホになったかと驚きました。そのような事を外国人に問う必要など全くありません。モノの価格など、差があって当たり前、全ておなじ価格では商売に差がでません。世界的には、外国人は外地ではボッタクリの対象であって「おもてなし」が行き過ぎて「甘やかし」になるほどの過剰接待をしているのは日本だけです。

 富士山に登りたいなら、入山料は10万円ほど徴収すべきです。ちなみにエベレストに登るには、入山料だけで100万円越えなのです。人間は息をしているだけでも費用が掛かります。富士山に登りたいなら、それくらいの負担をし、富士山の安全を守っている方々のために利用すべきです。間違ってもそのお金を登山道の整備であるとか、安全の確保のためなどに使ってはいけません。登山道など整備することなく自然のままに任せ、安全/快適などの余計なお節介を施してはいけないのは、自然を体験したくて山に登るのですから、人為的な環境は極力排し、ありのままの危険な自然を体験させて差しあげるべきです。事故が起きたらどうする? どうもしません。自然の事故に遭うのは御自分の責任で自然界と対峙していただき、救援が必要になれば、それは別料金で対処いただくのです。

 極端な例ですが、エベレストも山頂まで登山電車/エレベータ/エスカレータで上がれるようになったら、登山の醍醐味は無くなります。費用も体力も登山技術も人並み外れた登山家だけが達成できるから価値があるのであって、誰でも登れるエベレストではありがたみなどありません。私もスイスの会社に勤務していた頃は、同僚がしばしば山に連れて行ってくれましたが、山頂まで自力ではなく、登山電車やケーブルカーなどで行きました。今となっては景色が良かった、山頂のレストランでのホワイトアスパラガスが美味しかった以外に何の印象の残っていませんし、山の名前すら忘れてしまいました。自力でフーフー言いながら登れば、山の名前くらいは覚えた事でしょう。簡単に得られるものは簡単に忘れてしまいます。 英語でも、Easy come, easy go.  という言葉があり、こういう真実は万国共通のようです。

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