ダイソンの掃除機が壊れた。購入して2年と半年。
掃除機の電源を入れようとしたら、モーター部分から「ウ~ン」という聞き慣れない音が鳴り、吸引動作がまったく起きない。家の人間が水洗いしたダスト部分を十分に乾かさず装着したため、モーター部分に水滴が入ってしまった可能性がある。慌てて、保証書を探す。ダイソンのメーカー保証は2年であり、その保証期間は切れていた。当時、価格コムで最安値だったコジマネットで購入していた。しかも、5年の延長保証が無料でついていたため、それで対応することに。近所のコジマに持参するが、全額保証ではなく使用年数に応じた保証金額を一部コジマが負担するシステムとのこと。なので、その保証金額に収まらない場合は、こちら側の負担になり、有償での修理になる可能性もあるとのこと。見積もりは1週間後に出る、という言い方をされたため「仕方なし」と待っていた。
ところが、一週間を過ぎても、コジマから見積もりの連絡が入らない。「少し遅れているのだろう」と気にしていなかったが、10日後くらいに電話が入る。
「修理が終わりましたので、メーカー(ダイソン)から直接ご自宅に届けられます」とのこと。無償で修理が完了したらしい。見積もりから修理完了まで3週間程度と聞いていたので、その早さに驚いた。その翌日、ダイソンから修理された掃除機が届く。早速電源を入れて動作を確認する。当然、問題なく動いた。その後、ダストカップがまるごと新しくなっていることに気づく。中を調べたらフィルターも綺麗になっている。「え~そこまで交換してくれるの!?」と喜ぶ。もしやと思い、掃除機のヘッド部分を確認すると、何とヘッド部分もまるごと新品に変わっていた。2年以上使っていると、吸引の要となる回転ブラシ部分がボロボロになる。ブラシ部分だけでも交換したいと思っていたから、これは本当に嬉しかった。まとめるとモーター、ダストカップ(フィルター含む)、ヘッドと、吸引力に影響するすべてのパーツが新しくなっていた。使用感としては新品そのものだ。
家電メーカーの修理クオリティってこのくらい普通なのかもしれないが、とりあえずダイソンの手厚い修理にはすっかり感動してしまった。こうしたアフターフォロー込みで製品が高価格帯ということであれば納得である。これからはもっと丁寧に扱っていこうと思う。
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