久々に劇場で日本のアニメ映画を観る。
「時をかける少女」以来かも。
観たのは「鬼神伝」。
本作は全国公開モノであるが、初登場の週間興行収入で12位となかなかの低ヒット。
公開して30日経たずに打ち切りの模様。
その最終日に観たのだが、観客は自分含め4人。
本作は、鬼と人間が争っていた平安時代(架空の設定)にタイムスリップした、
中学生の少年が、救世主となって戦う話だ。
話の展開は、予告編から察したとおりだった。
日本版アバターといった感じだ。(アバターより大雑把だけど)
私はそもそも、この映画の中身には期待しておらず、
色鮮やかな平安絵巻をバックに、派手なアクション描写を魅せてほしかったのだが、
激しく消化不良だった。
まあ仕方のないことなのだろうが、まず、全体的にお子ちゃま仕様になりすぎて、
大人が満足できる脚本、アクション描写ではない。決して血が出ないヌルさよ。
石原さとみの声が浮きすぎ。ありがちなプロモーション用のキャスティングといえど、
オカシイを思ったら、やっぱ本職にやらせるべき。中村獅童はうまいことフィットしてたけど。
また、致命的なのはキャラクターデザイン。小学生が書いた似顔絵みたいでヒドイ。
押井守のスカイクロラと同じデザイナーなのだが、今回のような派手なアクションものには
完全にミスマッチ。デザインが幼稚過ぎて、真剣に見れない。笑いを禁じえない。
平安時代の背景が綺麗に描かれているのに勿体ない。
弱弱しい中学生がクライマックスで、本来のパワーを発揮するというカタルシスな展開や、
鬼、天狗、龍が飛び出す設定等、大好きな要素多いが台無し。
スタジオボンズあたりが作ったら、大満足な映画になったような気がする。
久々に映画で観たことを後悔。
【40点】
「時をかける少女」以来かも。
観たのは「鬼神伝」。
本作は全国公開モノであるが、初登場の週間興行収入で12位となかなかの低ヒット。
公開して30日経たずに打ち切りの模様。
その最終日に観たのだが、観客は自分含め4人。
本作は、鬼と人間が争っていた平安時代(架空の設定)にタイムスリップした、
中学生の少年が、救世主となって戦う話だ。
話の展開は、予告編から察したとおりだった。
日本版アバターといった感じだ。(アバターより大雑把だけど)
私はそもそも、この映画の中身には期待しておらず、
色鮮やかな平安絵巻をバックに、派手なアクション描写を魅せてほしかったのだが、
激しく消化不良だった。
まあ仕方のないことなのだろうが、まず、全体的にお子ちゃま仕様になりすぎて、
大人が満足できる脚本、アクション描写ではない。決して血が出ないヌルさよ。
石原さとみの声が浮きすぎ。ありがちなプロモーション用のキャスティングといえど、
オカシイを思ったら、やっぱ本職にやらせるべき。中村獅童はうまいことフィットしてたけど。
また、致命的なのはキャラクターデザイン。小学生が書いた似顔絵みたいでヒドイ。
押井守のスカイクロラと同じデザイナーなのだが、今回のような派手なアクションものには
完全にミスマッチ。デザインが幼稚過ぎて、真剣に見れない。笑いを禁じえない。
平安時代の背景が綺麗に描かれているのに勿体ない。
弱弱しい中学生がクライマックスで、本来のパワーを発揮するというカタルシスな展開や、
鬼、天狗、龍が飛び出す設定等、大好きな要素多いが台無し。
スタジオボンズあたりが作ったら、大満足な映画になったような気がする。
久々に映画で観たことを後悔。
【40点】