から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

世にも奇妙な物語 21世紀21年目の特別編

2011-05-15 01:04:00 | 日記
何年かぶりに、リアルタイムでフジの「世にも奇妙な物語」を観る。

サブタイトルのとおりだと、21年目らしい。随分と長くやっているようだ。
自分が中学生の頃とかは、毎週ゴールデンタイムでやっていたような気がする。

今日みたいに、年に数回、2時間枠の企画ドラマになってからは、
割とその時その時の、旬な時代背景を取り上げ、旬なキャスティングとなる。
たまの再放送を見ると、そんなところから時代の移ろいを感じたりできる。

今日も相変わらずのストーリー構成。
コメディー、ホラーと続き、最後の締めは「感動もの」と決まってる。

今日の5話の中で、「感動もの」枠の最終話『PETS・ペッツ』が面白く、
そして、ちょい泣きそうになった。

このドラマ上の設定は人間に飼われているペット(動物たち)は、
実のところ人間の言葉であったり、感情を読み取ることができて、
また人間と同じように感情をもち、動物たちの間でコミュニケーションをとっているというもの。
本作ではペットとして飼われている小型犬が擬人化され、
人間と同じテイで谷村美月、国生さゆりらがコミカルに演じている。

ありそうでなかったストーリーだった。

擬人化された犬社会がユニークで楽しめ、
また、個人的に4年前に急死した猫のぽん君を想いだした。

このドラマの設定は大袈裟ではあるものの、
私は動物たちも人間と同じように(思考能力に差はあるものの)、
物事をとらえ、感情を持って人間に接しているものと、昔から普通に信じている。
動物を人間よりも下等とみている(扱う)人は強く軽蔑する。

なので、このドラマでの犬たちの描かれ方に
胸がすく様な思いがした。

動物たちは人間の言葉が話せないだけ。
ペットとして動物を飼う人間は
彼らの声なき声を読み取らなければならない。

私は、過去読み取ることができずに、
本来であれば今現在もちょこんとソファの定位置で、
寝ているだろう可愛かったあのコを死なせてしまった。

どれだけ愛情を注いでも、動物たちの声、健康状態を
読み取らなければ、ペットを幸せにすることができないのだ。

ペットの定期健診はホント重要だと思う。