から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

2011年カンヌ国際映画祭

2011-05-23 18:00:25 | 日記
昨日5/22、今年のカンヌ国際映画祭が終わる。

私はわかりやすく、面白い映画が好きなため、
カンヌでパルムドール(最高賞)を受賞する映画は
個人的にアタリよりハズレが多い。

受賞作でもつまらないと思う映画の理由は、
話が冗長(個人的な見解)であったり、
その展開に共感できなかったり等々だ。

90年代以降のパルムドール受賞作を振り返ってみる。

好きな映画>
さらば、わが愛/覇王別姫
パルプ・フィクション
秘密と嘘
麦の穂をゆらす風

苦手な映画>
桜桃の味
永遠と一日
息子の部屋
4ヶ月、3週と2日

他含め、パルムドール受賞作は一通り見るのだが、
アカデミー賞関連作品と比べるとイマイチな印象だ。
なので、毎年カンヌ映画祭については賞の結果を確認する程度だ。

また過去受賞作をウィキるとハリウッド映画が少ないことを改めて知る。
そんな中、今年は久々にハリウッド映画がパルムドールを受賞した。

受賞作はテレンス・マリックの久々の新作「ツリー・オブ・ライフ」という映画。

まったく、チェックしていなかった映画。
先週の王様のブランチで「ブラピとショーン・ペンが夢の共演!」と紹介されていたのを思い出す。
(ブラピとショーン・ペンが直接絡むシーンはないようだが、共演?)

テレンス・マリックの映画は、過去4つしかない。
初期作の「地獄の逃避行」以外は観ているが、
個人的には前作のニューワールドが一番好きだ。(あまり評価されていないけど)
この監督は光、水、風を映像に綺麗に取り込み、物語の演出に使うのがウマい。
ツリー・オブ・ライフの予告編を見ても、その手腕はそのままといった感じだ。

この映画の話は、テキサスに暮らす5人の一家の40年にわたる物語を通して、
「生きるということ」や「家族」など人間の根源を描く(ウケウリ)。。。というものらしい。

まだ予告編しか観ていないが、1950年代の厳格な父親役のブラピが、とてもハマっているようだ。
リバーランズ~での美青年の面影はなく、最近作のイングロリアス~で見せたその姿は
年相応にシワが深く、完全なオッサンだ。
本作ではそのビジュアルだけではなく、彼が持つ演技力が遺憾なく発揮され、
カンヌでも好評だった模様。

今年のオスカー候補、一番乗りの予感。
ブラピ初の受賞なるか。。。

日本での公開は8月らしい。
楽しみだ。
コメント
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