そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

やっぱり欧州勢

2006-07-02 17:57:07 | Sports
風邪をひいてしまった。
金曜の夕方頃からノドが痛くなってきて、ヤバイかな~と思っていたのだが。
土曜の午前中に医者に行って薬をもらってきたので、ちょっと微熱が出た程度で、今はもうかなり良くなった。

おかげで土日に出かける予定はすべてキャンセル。
ワールドカップもさすがに夜中に起きるのはやめて、録画しておいて朝になってから観た。

ベスト4が出揃ったが、ヨーロッパでの開催で南米勢は分が悪いとのジンクスのとおり、アルゼンチンとブラジルは敗退。
ブラジルやイングランドの敗退を見てると、いくら攻撃のタレントが揃っていても彼らを生かすフォーメーションを実現するのは難しいと実感する。
あのブラジルの攻撃陣をもってしても、日本やガーナのような未熟なチームからなら大量点が取れても、フランスのような成熟した守備陣から得点するのは至難の業。

それとコンディション調整の重要性。
ドイツは地元開催の利点もあるが、選手が皆体調良さそう。
次は苦手イタリアだが、ここを凌げば一気に優勝しそうな勢い。
イタリアも「いかにも」な戦いぶりだし、この対戦は激戦必至。

ポルトガルは狡猾でずる賢い。
ルーニーのレッドカードも、ポルトガル守備陣がうまく挑発した感じがする。
決め手のあるストライカーがいないのが、ここから先苦しいかも。

フランスもノッてきた。
ジダンにも「らしさ」が出てきたし、マケレレの中盤での激しい守備、後ろめからゴール前に顔を出し得点に絡むヴィエラの獅子奮迅の活躍ぶり。
忘れてはならないのがリベリー。マルセイユのチンピラ港湾労働者か、怪物屋敷の使用人か、といったオカルトな風貌だが、とにかく運動量がスゴイ。チャンスの局面では必ず彼がゴールに向かって突進している。彼のような若手が勝ち方を知ったベテラン勢とうまく噛み合うようになって、快進撃が始まった。

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