そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

山本太郎が大馬鹿である理由

2013-11-06 22:40:48 | Politcs
山本太郎は大馬鹿である。
まあそんなことは最初からわかっているのだが。

今回の騒動を経てもなお彼を支持する層が存在する。
彼らは、もともと山本太郎を支持していた人々だ。
一方で、反原発という観点で彼にシンパシーを感じていたよりライトな共感層の中には、今回の一件で心が離れてしまった人々が少なからずいるだろう。

つまり彼は今回の行動を通じて自身の支持層を減らしてしまったのだ。
そして支持層はどんどんセクト化していく。
だから馬鹿だというのだ。

政治とは、説得や駆け引きや調整を通じて自らの考えに共感する人々を増やしていく営みだ。
それに自ら逆行している。
山本太郎は断じて政治家ではない。

今回の一件を、天皇の政治利用だという批判があるが、これは的を外している。
なぜなら上述の通り彼がやっていることは「政治」ではなく、また、「利用」など全くできていないからだ。

彼の行動に憤っている人々の多くは、それが「不敬」であることを糾弾している。
が、現在の刑事法制において「不敬」は罪ではない。
罪でないものを罰することはできない。
自ら職を辞さない限り、彼は国会議員であり続ける。

およそ政治家にはなり得ない人物を国会議員として戴いていること自体、国民にとって大きな不幸だ。
が、それは国民=有権者が自ら招いた事態だ。
浅はかにも彼に投票した東京都の有権者は不明を恥じなければならない。
そして、大馬鹿者が国会議員であり続けるという報いにより罰せられているのは国民自身なのである。

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