そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

グローバル化と儒教文化の狭間で

2010-04-12 21:44:44 | Entertainment

絶頂期“過労”のはてに… 東方神起、無期限休止 音楽市場の崩壊で「奴隷契約」(産経新聞-Yahoo!ニュース)

 3人のメンバー側の法律事務所によると、東方神起は2004年のデビュー以降、SM側の指示に従い、ほぼ毎日3、4時間の睡眠時間以外には自由な時間を持つこともできずにスケジュールを消化し続けてきた。アルバムの収益も50万枚以上を売り上げた場合のみ、次のアルバムを発売する際に1人当たり1千万ウォン(約83万円)を受け取る契約になっていたため、50万枚に満たなかった場合は一銭も得られなかった。日本や中国など海外進出を試みるようになると、SM側がさらに過密スケジュールを一方的に組むようになったという。こうした実態が明らかになり、韓国では“奴隷契約”として話題になった。

ここに書いてあることがどこまで事実なのかはわかりませんが、日本で云えば70年代アイドルの女工哀史的生活を彷彿とさせるものがありますな。

特にこの件り…

一方で、韓国歌謡界では「多額の費用をかけて育ててくれたことへの背信行為」と、SM側を擁護する声もある。

如何にも儒教の国といった感じのウェットな話で、そういう点では、彼の国の文化面での近代化水準は我が国より30年くらい遅れているのかもしれません。

冬季五輪以来、グローバル市場における韓国企業の好調ぶりもあって、「韓国に学べ!」的な風潮がブームになっている感がありますが、グローバルに出ていけば行くほど伝統的な儒教的風土は薄まっていくのは間違いないと思われ。
それが彼の国を増強することになるのか弱体化することになるのか、果たしてどっちなんでしょうね。


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