イスラーム勉強会ブログ

主に勉強会で扱った内容をアップしています。

後半分!(と、クルアーンの修辞力について少し)

2008年04月01日 | その他

読者の皆さん、アッサラームアライクム ワ ラフマトゥッラー

ジュズ・アンマ(30ジュズ)の解説本の半分くらいまでの翻訳が終わっています、アルハムドゥリッラー。残り半分は、短い章が続きます。

アラビア語に長けていた当時のアラブ人たちは、詩などの披露にクルアーンの言葉であるクライシュ族のアラビア語を使用していました。クライシュ族はマッカを守る役目を果たし、経済的にトップの立場にあったりと、数あるアラブ部族の中でも上をゆく彼らの言葉はアラブ人の公用語だったのでした。

至高なるアッラーはこのクライシュ族のアラビア語でクルアーンを人間に贈りました。修辞に自信を持つアラブ人たちは、クルアーンの高度なアラビア語を耳にすると、アッラーの言葉だと信じず、魔の力を持つ言葉だと言う忘恩者と、クルアーンの表現は人間には到底まねできるものではない(よって、これは人間の言葉ではない)と確信して改宗する者に分かれました。スブハーナッラー。

すこしだけ、クルアーンの修辞面における奇蹟についてお話してみました。

解説の方は相変わらずマイペースで進めて行く予定ですので、気長に見守ってください。そして、不明な点や、間違った点があれば、ぜひコメントでご指摘ください。それにより私の勉強になりますし、このブログを続けていくための励みになります。

それでは、この辺で。

ワッサラームアライクム ワ ラフマトゥッラー

伊曼

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