徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

ドイツのサービス

2007-04-15 06:19:38 | Weblog
ドイツに「サービス」なんてないと思っていた。ドイツ人は1日のうち、大半は眉間にしわを寄せてすごしていると思っていた。以前、タンデムくんに、「ドイツ人の大人は1日に20回くらいしか笑わない」と言われたことがある。

しかし。先日、友達2人とケンタッキーへ行った。友達2人は同じセットメニューを別々のレジでお願いした。チキンが間に合わなかったようで、「席に持って行きます」と言われたらしい。そのほかのものを食べながら待っていたら、友達Aを担当したレジの女性がチキンを持ってやってきた。さらに、

素敵な笑顔&コーン

コーンはセットメニューになく、多分、「お待たせしたから」という意味だと思う。ただ、彼女は友達Aの分しか持って来ていなかったので、友達Aが「友達Bのも必要なんだけど」と言ったら、数分後、再び

素敵な笑顔&コーン

ありえない、と思っていたら、彼女が私に、

あなたもコーン、食べる?

と聞いた。え。友達2人がコーンをもらったのに、私だけもらえないからくれるって言うの?もちろん、いただきました。そこでふと思ったのが、「このコーンって全員にサービス?」ということだったけれど、店内を見渡しても、コーンを持っている人は見当たらなかった。

そして、またしばらくしたら、今度は友達Bのレジを担当した男性がチキンを持ってやってきた。「もう、いただきましたけど」と言ったら、その男性、

まぁ、いいから

と置いていってしまった。メニューではチキンは3つだけれど、持って来てくれたのは5つ入っていた。これも遅くなったお詫び、ってこと?

スタッフが掃除を始めたことに気がつき、帰ることにした。もうすぐ深夜0時、というところだった。出入り口のドアに書かれている営業時間を見たら、

夜11時まで

え。1時間近くも延長営業?本当、ドイツにいるなんて信じられない出来事だった。ちょっとドイツを見直した。
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