徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

イタリア旅行-ポンペイ編

2006-03-29 02:39:56 | 旅行
ローマ2日目はポンペイへ。ナポリからさらに私鉄を乗り継いで到着。前日、ローマの遺跡めぐりで疲れた母と私は正直、ポンペイには期待していなかった。ざっと見て、ナポリで海岸に行ってみよう、などと話していた。

オーディオガイドは日本語はない、というので借りず、インフォメーションでマップと見所の説明をした小さな冊子を頂き、見学へ。この冊子、英語だけれど、重宝し、オーディガイドがなくても十分だった。

街は家や道路がきれいに並んでいた。インフォメーションで頂いたマップと冊子、それに遺跡自体に番号と名前が書かれ、照らし合わせながら見学することができた。マップに載っていない見所には、遺跡の前にちょっとした看板が出ていて、それに説明も載っていた。

モザイクや絵などが今も十分きれいに見ることができた。「悲劇詩人の家の『猛犬注意』」のモザイクが有名だけど、他にもイヌのモザイクがきれいに残っている家があった。また、広場には水がめなど、生活に必要だったものが展示されていた。

大都市だったらしく、神殿、浴場は複数あり、劇場、円形闘技場、運動場も大きいものがあった。

4時間くらい遺跡の中をうろうろしたけれど、まだまだ時間が足りないくらいだった(とてもナポリでうろうろする時間はなかった)。

帰り、電車のホームに行くとき、打刻機を見かけた。「ナポリで電車に乗ったときは自動改札に切符を通した。帰りは自動改札じゃないからやっぱり刻印は必要?」と考えて打刻機で打刻した。車内検札はなかったけれど、ナポリでホームから出るとき、駅員さんが1枚ずつきっちりチェックした。打刻しておいてよかった。

まったく期待していなかったポンペイだったけれど、とてもよかった。街が残っており、当時の生活を想像できたのも楽しかった一因のように思う。
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