徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

日本での私、ドイツでの私

2005-11-30 17:15:59 | Weblog
友達に学生証を見せて驚かれたことがある。というよりは、驚かない人はいない。

これ、誰?

誰って、私の学生証だから私に決まっている。

その写真は去年の9月、日本を出発する直前に撮った。髪の毛はショートで、化粧もいつもどおりにしていた。

ドイツに来て、髪の毛は伸びっぱなし、化粧も今はファンデーションをぬり、眉毛をかくくらい。私の周りでは化粧をしていない人が多く、もともと手間を掛けることが好きではない私はあっという間に最低限の化粧になった。

まぁ、周りの学生とは歳が違いますが。

日本でプールに通っていたときは、「帰り、化粧をせずに電車に乗るのがいや」ということでアパートから徒歩5分のプールを選んだ。今は、ジムに通うのに電車に乗る必要がある。学生寮に住んでいるから、電車の中で知り合いに会う可能性も高い。それなのに、すっぴんで帰ってくる。休みの日にジムへ行くときは化粧をせずに眉毛だけかいて出かける。

日本ではファンデーションをぬらずに外出するなんてことは無かったのに。「化粧をしない日=部屋から一歩も出ない日」だった。

服は日本から持ってきたものばかりなのでデザイン等はそれほどは変わらないけれど、例えば、色があせたりして、

日本ならこれはもう着ないけれど、ドイツだからいっか

と言って限界まで着ている。ジムで着ているT-シャツについては、「これはもう、日本ではやばいでしょ」という代物。

何が違うんだろう。

1. 明るさ

全体的にドイツは日本よりも暗めだと思う。蛍光灯が少ないせいかしら。電車もジムも暗いわけではないけれど、日本みたいに煌々と電気がついているわけではない。

2. 他人との比較

日本ではみんな、とてもきれいに化粧をし、おしゃれな服を着ている人が多い。その中で1人、よれた服を着たり、すっぴんでいるのはちょっと気が引ける。でも、今、学生の環境の中にいるせいか、おしゃれな人は少ないし、化粧をしていない人が多い。

3. 学生だから

どこかで「学生だし」と考えている部分があるような気がする。確かに収入0だから贅沢できないし。

多分、クラスメートと日本で会ったら多分、私は「別人」になっていると思う。というか、なっていないと日本でかなり浮いてしまう存在になると思う。
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