義父が誕生日を迎え、兄弟と一緒に誕生日パーティをした。叔母が電車で到着するというので、前もってソクチくんに『ソクチくんが迎えに行くの?』と聞いたら、『たぶんそうなると思う』と答えたので、そのつもりでいた。
電車の到着時間が近づき、義父がソクチくんに『迎えに行ってくれないか』と頼んでいた。
が、ソクチくん『
いやだよ
自分で行ったら?』と頑なに断っていた。義父は『他にもゲストが到着するから、自分は家にいたほうがいい』と当然のことを言う。
あれ?自分が行くことになるだろうって言っていたのにおかしいな、と思っていたら、『僕の車には枕や布団(私たちのアパートに2人泊まった)が乗っているから、お父さんの車でよければ迎えに行ってもいい』と言い出した。
車で駅に向かう途中、どうして頑なに断っていたのかを聞いてみた。
その叔母さんから誕生日にカードと雑誌が届いて、そのカードに『この雑誌は誕生日プレゼントのヒントよ。雑誌を隅々まで読んでね。その中の「何か」が本物の誕生日プレゼントだから。本物の誕生日プレゼントは当日に持っていくから、14時に
私たちを
迎えに来て』と書かれていた。
叔母さんは今回、1人でパーティに来ることになっていたから、義父が電話をして『旦那さんが来るの?孫が来るの?』と聞いたけれど、返事は『旦那も孫も行かない』だった。
その雑誌にはウサギ・ニワトリ・ハチなどが載っていて、義父は『誕生日プレゼントは
ニワトリ
に違いない』と結論付けていた。
ソクチくんも、『お父さんがそこまで言うのならニワトリなのかも』と思い、
自分の車にニワトリを乗せたくない一心
で頑なに駅に迎えに行くことを断っていたらしい。
その叔母さんは、確かに何を考えているのか分からない一面があるけれど、さすがに生き物を電車で運ぶようなことはしないでしょうに。
結局プレゼントは
チョウチョウの絵
(雑誌の写真を基に描いた)だった。
一安心したソクチくんは、その絵をトランクに入れることを提案し、家に戻ったら義父に『いやー、ニワトリが暴れちゃってね。今トランクに入っているから取りに来て』と言っていた。
「プレゼントはニワトリ」と信じていた義父はまず
トランクに耳を当て
て中から音がしていないかどうか確認後、恐る恐るトランクを開けた。
最終的に全員笑ったけれど、人騒がせなプレゼントだった。
電車の到着時間が近づき、義父がソクチくんに『迎えに行ってくれないか』と頼んでいた。
が、ソクチくん『
いやだよ
自分で行ったら?』と頑なに断っていた。義父は『他にもゲストが到着するから、自分は家にいたほうがいい』と当然のことを言う。
あれ?自分が行くことになるだろうって言っていたのにおかしいな、と思っていたら、『僕の車には枕や布団(私たちのアパートに2人泊まった)が乗っているから、お父さんの車でよければ迎えに行ってもいい』と言い出した。
車で駅に向かう途中、どうして頑なに断っていたのかを聞いてみた。
その叔母さんから誕生日にカードと雑誌が届いて、そのカードに『この雑誌は誕生日プレゼントのヒントよ。雑誌を隅々まで読んでね。その中の「何か」が本物の誕生日プレゼントだから。本物の誕生日プレゼントは当日に持っていくから、14時に
私たちを
迎えに来て』と書かれていた。
叔母さんは今回、1人でパーティに来ることになっていたから、義父が電話をして『旦那さんが来るの?孫が来るの?』と聞いたけれど、返事は『旦那も孫も行かない』だった。
その雑誌にはウサギ・ニワトリ・ハチなどが載っていて、義父は『誕生日プレゼントは
ニワトリ
に違いない』と結論付けていた。
ソクチくんも、『お父さんがそこまで言うのならニワトリなのかも』と思い、
自分の車にニワトリを乗せたくない一心
で頑なに駅に迎えに行くことを断っていたらしい。
その叔母さんは、確かに何を考えているのか分からない一面があるけれど、さすがに生き物を電車で運ぶようなことはしないでしょうに。
結局プレゼントは
チョウチョウの絵
(雑誌の写真を基に描いた)だった。
一安心したソクチくんは、その絵をトランクに入れることを提案し、家に戻ったら義父に『いやー、ニワトリが暴れちゃってね。今トランクに入っているから取りに来て』と言っていた。
「プレゼントはニワトリ」と信じていた義父はまず
トランクに耳を当て
て中から音がしていないかどうか確認後、恐る恐るトランクを開けた。
最終的に全員笑ったけれど、人騒がせなプレゼントだった。