徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

叔母を駅まで迎えに行く

2016-05-17 17:24:49 | ソクチくん
義父が誕生日を迎え、兄弟と一緒に誕生日パーティをした。叔母が電車で到着するというので、前もってソクチくんに『ソクチくんが迎えに行くの?』と聞いたら、『たぶんそうなると思う』と答えたので、そのつもりでいた。

電車の到着時間が近づき、義父がソクチくんに『迎えに行ってくれないか』と頼んでいた。
が、ソクチくん『

いやだよ

自分で行ったら?』と頑なに断っていた。義父は『他にもゲストが到着するから、自分は家にいたほうがいい』と当然のことを言う。
あれ?自分が行くことになるだろうって言っていたのにおかしいな、と思っていたら、『僕の車には枕や布団(私たちのアパートに2人泊まった)が乗っているから、お父さんの車でよければ迎えに行ってもいい』と言い出した。

車で駅に向かう途中、どうして頑なに断っていたのかを聞いてみた。

その叔母さんから誕生日にカードと雑誌が届いて、そのカードに『この雑誌は誕生日プレゼントのヒントよ。雑誌を隅々まで読んでね。その中の「何か」が本物の誕生日プレゼントだから。本物の誕生日プレゼントは当日に持っていくから、14時に

私たちを

迎えに来て』と書かれていた。

叔母さんは今回、1人でパーティに来ることになっていたから、義父が電話をして『旦那さんが来るの?孫が来るの?』と聞いたけれど、返事は『旦那も孫も行かない』だった。

その雑誌にはウサギ・ニワトリ・ハチなどが載っていて、義父は『誕生日プレゼントは

ニワトリ

に違いない』と結論付けていた。
ソクチくんも、『お父さんがそこまで言うのならニワトリなのかも』と思い、

自分の車にニワトリを乗せたくない一心

で頑なに駅に迎えに行くことを断っていたらしい。

その叔母さんは、確かに何を考えているのか分からない一面があるけれど、さすがに生き物を電車で運ぶようなことはしないでしょうに。

結局プレゼントは

チョウチョウの絵

(雑誌の写真を基に描いた)だった。

一安心したソクチくんは、その絵をトランクに入れることを提案し、家に戻ったら義父に『いやー、ニワトリが暴れちゃってね。今トランクに入っているから取りに来て』と言っていた。

「プレゼントはニワトリ」と信じていた義父はまず

トランクに耳を当て

て中から音がしていないかどうか確認後、恐る恐るトランクを開けた。
最終的に全員笑ったけれど、人騒がせなプレゼントだった。

コメント
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