義父はお城や宮殿はどこも同じだから、とあまり興味を示さなかったけれど、私の強い希望で前回に引き続き、ドロットニングホルム宮殿へ行ってきた。
今回は行きは電車とバス、帰りは船にした。
前回のエントリーを見ると、『ガイドツアーが良い』とあったけれど、
ガイドなし
でさらっと見て回った。やっぱり部屋の名前が書かれた札だけでは不十分で、ソクチくんに『ねぇ、あの隠し扉は誰かの寝室につながっているのかな?』と聞いても、『隣の部屋につながっているだけじゃない?』と返された。観光後、前回のエントリーを見たら、『寝室への秘密の通路がある』とあったので、やっぱりあれは秘密の通路だと思うし、ガイドツアーでないとよくわからないな、と思った。
今回は、前回スキップした『中国の城(Kina Slott)』も見学した。中国風味のロココ調らしい。中国の城、というけれど、日本のもの(伊万里など)も多々あった。全体的にこじんまりとしたお城だった。
離れにはダイニングルームがあり、内密(confidential)なディナーに使用したらしく、食器などがディスプレイされていた。
中国の城の近くにサーカスのテントのようなものがあった。説明書きによると、1781年に建てられた
衛兵さんのテント
のようだった。テントと言っても、木や鉄板で作られ、その後、トルコの陸軍キャンプに似せてペイントしたらしい。
宮殿の広大な庭にはあちこちにベンチがあり、私たちは
ピクニック
をした。ソクチくんのいとこがサンドウィッチを作ってきてくれたので、そこでランチをした。天気も良かったし、庭もたくさん歩くことができて楽しかった。