徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

貯蓄口座開設

2009-06-17 01:28:21 | Weblog
Ph.Dの話が出始めたころから『貯蓄口座を開けたい』と思っていた。それからかれこれ年をまたいで10カ月弱。ようやく開設した。腰が重かった原因はやっぱり言葉。そして、

どこの支店に行ってもいいの?

ということだった。あまりにくだらないけれど、日本でも私は銀行口座は1つだったので、余計に不安だった。大学近くの、普通口座を開けた時に行った支店に行くべきかなぁ、と思ったけれど、引っ越した今、なかなか、行く時間がない。

なので、街中の支店に行ってみた。普通口座を開設した時、

予約を入れてね

と言われたので、今回も言われるのかしら、と思いながら、係の男性に訪ねた。

パスポートと、ここの住所があればOKだよ

との予想外の回答をもらった。さすがにパスポートは持っていなかったので、家に取りに帰り、家に近くの支店に行ってみた。が、やっぱり

予約が必要よ

と言われ、街中の支店に戻った。

その街中の支店のスタッフはみなさんとても親切だった。全部英語で説明してくれたし、私はただ、『貯蓄口座を開設したい』と伝えただけだったけれど、

目的は?どのくらいの期間?

などと聞かれ、最初、アンケートか?と思いながら答えていたけれど、そうではなく、

私に最適なプランを探すのに必要

だった。私は投資には興味がなく(財政的余裕もない)、ただ、貯めるお金を分けておきたいだけだったし、3年という短期ではあまりお得なプランはなかったようで、結局

固定金利

のプランになった。利率はこのご時世、よくないけれど、3年以上預けるとボーナス金利がプラスされる。私は最初にいくらか普通口座から移し、あとは毎月定額を普通口座から移すことにした。毎月移すお金は、私が『ストップしてください』と言わなければ

2034年

まで自動で続くらしい。25年ですか…
そして、万が一、お金をおろしたいとき(私はその口座からお金を下ろすつもりはない、ということでプランを探してもらった)は、

パスポートと、口座開設の時に受け取った書類

を持って支店に行く必要がある。
さらに、解約の時は

3か月前に解約を申し出ること

が必要。3か月かぁ。3か月先を読める生活をしたいよな…

利息の税金は、年間801ユーロ未満(だったかな)なら無税らしい。銀行が当局に代理で一斉に収めるから、もし年間801ユーロ未満だったら返金手続きができるらしい。そして、ほかの銀行に口座を持っていない私は利息が年間801ユーロを超えないから、

今ここでその書類を書いてもいいけど、書く?

と聞かれ、『えぇ、もちろんお願いします』と、お願いし、書類を作ってもらい、私はサインするだけ。これで税金で無駄に持っていかれることもなくなった。

後は、1年に1回、年が明けてから口座の様子(積立+利息)が書かれた紙が郵送されるらしい。楽しみだ。

なにはともあれ、無事開設できてよかった。こんなに簡単ならもっと前からすればよかった、といつもの軽い後悔。
コメント
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