徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

DVD-タンポポ

2008-12-18 20:32:39 | DVD・本
グリューワインパーティのとき、ポスドクカップルがDVDを貸してくれた。

ヌードルをおいしくしていく話

と言っていた。ヌードルはうどんかな、と想像したけれど、ラーメンだった。

伊丹十三監督、山崎努、宮本信子、役所広司、安岡力也、渡辺謙 他出演

宮本信子さんが演じるタンポポが、おいしいラーメンを作る話を軸に、いろいろな食べ物に関するエピソードがちりばめられている。

最初に出てきたラーメンが特においしそう

だった。『ラーメン食べたい!』と思ってもすぐにおいしいラーメンにありつけない今、とても残酷なDVDだった。

ポスドクは『女性がパスタ(スパゲティ)を食べるマナーを学んでいる場面が好き』と言っていた。

とっても日本ぽい

と。確かに、『赤信号みんなで渡れば怖くない』みたいな描写で面白かった。

私が面白い、と思ったのは、重役たちがフレンチレストランで食事をした場面。1回目に見たときはよく分からなかったけれど、2回目に見たとき、

メニューがフランス語で書かれていて、よく分からないからみんな『誰かと同じもの』を頼んだのか

と理解できた。ま、実際、(日本で)フランス語だけのメニューをおいているレストランはまずないと思うけれど。客に恥をかかせてはいけないよね。

途中、『仰げば尊し』を歌う場面があった。時代か地域性か、私は小中高と3回卒業式でこの歌を歌ったので、

こみ上げるものがあった

普段学生生活を思い返すこともないのに。

せっかくだからドイツ語音声+英語サブタイトルでも見てみた。

ドイツ語吹き替えになっていない部分が一部

あった。日本語にして2文くらい。

で、『仰げば尊し』の歌自体は吹き替えにならず、日本語オリジナル音声だった。どう英訳されているのかしら、と思ったら、本当にあっさりと直訳したものだった。どいういう時に歌われる歌なのか、知らない人は何も感じるものはないんだろうな、と思わせる英訳だった。

出演している役所さん、力也さんなどはすぐに分かったけれど、謙さんはすぐには分からなかった。調べてみたら

1985年

の映画らしい。23年前か。分からなくても無理ないかも。
コメント
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