徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

グリューワインパーティ

2008-12-16 03:33:35 | Weblog
面倒を見てくれているポスドクがグリューワインパーティに誘ってくれた。『研究室全員、って訳ではなくって、一緒に仕事をしている人だけだけれど』と言っていたけれど、彼のフラットについてびっくり。

秘書さんたちまでいた

私の研究室には複数の教授がいるけれども、その内、研究室のボスが管轄している人たち全員に声をかけたらしい。
教授も、翌日からアメリカ出張だというのに、夫婦で来ていた。体力あるなぁ(2週間前には上海出張にも行っていたのに)。

そのポスドクの家は、22階建てのマンションの22階だった。そして、中も広い広い。中が2階建てになっていて、2階にあがってみると、リビングやバルコニー(ちょっとした庭になっている)、1階部分はダイニングキッチンと複数の部屋、と言う感じで驚きの広さときれいさ。

ポスドクも、そのパートナーも日本に長期滞在していたことがあり、日本のものがたくさんあった。例えば

ドラゴンの頭(これは1つだったけれど)

とか、

お猪口コレクション

とか、

根付コレクション

とか。

きれいなものが好きらしい。
2階にはなんと、婚礼衣装(打ち掛けかな?)が飾られていた。きれいだった…

ゲストが1人帰り、2人帰り、と、だんだん人が減り、1つのテーブルに集まるようになった頃、話題がなんとなく日本のことになってきた。『漢字で名前を書いて』というので、紙とペンを借りて書いた。ペンは

筆ペン

その後、ポスドクたちの日本語の教科書が登場し、みんな真剣に読み始め、そのうち、オーストリア人が紙に漢字を書き、『これ、何て読む?』と聞いてきた。なんのテストだよ、と思いながら、見てみた。

どう見ても『π』にしかみえない

日本のことをあまり知らないし、日本人の割に礼儀正しくない、と、『あおは日本人じゃないんじゃないか』と疑惑をもたれている私はどきどき。どう考えても初級レベルの漢字を答えられないのは致命的じゃないか?と思い、『それ、本当に正しく書いた?』と聞いてみた。少し書き直して見せた漢字は



なるほどね。πと似ていないこともない。小学生の頃、先生が『はね、はらいもきちんと』と言っていたことが今にして理解できた。

日本滞在経験があるポスドクカップルから出された質問は、

日本刀の柄に丸いものがついているじゃない。あれはなんていうんだっけ?

ほら。マニアックな質問が来た。即答できる人は何人いるのでしょうか…もちろん私は分からなかった(正解は鍔・つば)。

あまりに楽しくて最後までいてしまった。
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