徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

誕生日パーティ-ドイツ人編

2008-06-11 03:05:20 | Weblog
私が参加したプログラムの元・コーディネータの誕生日パーティに招かれた。グリルパーティとのことだったので、ソーセージや肉を持って行ったけれど、ホストが用意したものをいただいた。誕生日プレゼントは友達と一緒に買った『世界の料理レシピ集』。喜んでもらえたからよかった。

ホストがパーティに招待したのは知っている人、知らない人合わせて10人くらいだったけれど、結局当日集まったのは、

いつも集まるメンバー6人

だった。パーティのスタートは3時~4時、と聞いていたので、4時くらいに到着した。インド人2人も来る、とのことだったので、飲み物を飲みながら少し待ってみたけれど、途中で、

バスに乗り遅れた

電車に乗り遅れた

どのバスに乗ればいいの?

などと連絡が入り、ホストのドイツ人は、

まったく、インド時間だね。彼もさ、4年ドイツに住んでいるんだから、ドイツの交通機関は時間通りだってわかってもいいのにね。

とつぶやいていた。

ホストが用意してくれた豚肉のステーキ、フレッシュな豚肉を買ってきて、塩・胡椒・マスタードなどとまぜてしばらく寝かしたもので、焼き方も、ちゃんと火が通っているのに中がジューシーでとてもおいしかった。豚肉のソーセージと一緒に焼いたけれど、なぜ、豚肉のステーキにしたか、というと、

豚肉と牛肉では焼く温度が違うから(グリルにソーセージははずせない)

知らなかった。脂肪の量が違うから、焼く温度も違うらしい。

ホストのフラットは庭付きで、そこでいろいろなハーブを育てている。ミントティを出してくれたけれど、そのミントは

もぎたてフレッシュ

ティバッグのミントティはあまり好きではないけれど、このミントティはとてもおいしく、何杯もおかわりしてしまった。

インド人の1人が4月にインドで結婚式を挙げ、そのDVDを持ってきてくれたのでみんなで見た。前日の花嫁の準備から始まり、当日の儀式や、その後、花婿の家に向かうところまで。前日の花嫁の準備はすごかった。

手のひらや腕に美しい模様をペイント

1時間おきくらいに衣装を着替える

などなど。当日の場面で印象に残ったのは、

大量のお米を花嫁と花婿がお互いの頭に掛け合う

花嫁の両親が花婿の足を洗う

結婚指輪はなく、足の第2指に指輪(?)をはめる

などなど。異文化の結婚式はとても興味深い。

その後、サッカー(ドイツ・ポーランド戦)で盛り上がり、話をしながらグラスに水を注いでいたインド人が水をこぼし、ホストに

男は一度に1つのことしかできないんだから、話すなら話す、水を注ぐなら水を注ぐ、どちらかにするように。両方は無理!

と言われていた。どこの国でも同じようなことを言うのね(どこの国の男性もそんなに変わらない、ということか)。

そのインド人が自分の誕生日パーティの案内をした。『夕方7時から僕のフラットで』と。ホストがすかさず、

それはドイツ時間?インド時間?

と。確かに、『インド時間』だと、7時から、といっても始まるのは9時10時になると思う。