徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

鍵が壊れる-その2

2007-12-25 18:41:29 | Weblog
鍵が壊れたまま放置するわけにもいかず、一時的に錠の交換をすることになった(そのテクニカルセンターの人は普段は暖房管理なので、鍵に関してはノータッチなので、彼のできる範囲の最善の策)。

私の鍵ともともとの錠はテクニカルセンターにもって行かれ、新しい錠が取り付けられ、私にその鍵が残された。

今週の木曜は平日だから、そのときに担当者に今の鍵と錠を渡せば古い鍵と錠を返すように手配しておくよ

とのことだった。
私の出勤は24日が最後の予定。新しい鍵を私が持っているわけにはいかない。が、さっきまでいたインド人がいつの間にかいなくなっていた。仕方ないので、唯一電話番号を知っているロシア人に電話。

「こうこうこういうわけで、私、あなたに鍵を渡したいんだけど会える?」
無理やり時間を作ってもらい、「じゃあ、2時間後に研究室に行くよ」と約束を取り付けることに成功。

約束の時間の40分ほど前から研究室の前で待ってみた。ほどなく、

インド人が戻ってきた

「どうしたの?僕を待っていたの?」と聞くインド人に「いやー、鍵のトラブルがあってさ…」と話した瞬間、

カモーーーン。今いるのは外国人だけなのに

私だって、自分で解決できないトラブルを持ち込んだ、っていう自覚はあるから、本当、申し訳なかったけれど、仕方ない。で、インド人に軽く状況を説明したら、

まあ、とりあえず僕のオフィスでコーヒーを飲もうよ

というわけで、コーヒーを入れてもらい、仲良く飲み、木曜に彼にしてもらいたいことを言い、無事彼に鍵を託してきた。

テクニカルセンターにある私の鍵は研究室のドアとオフィスのドア兼用の鍵。つまり、その鍵がないと私は自分のオフィスに入れない。なので、インド人に念押ししておいた。

私の鍵、取り戻しておいてね

と。新年、とても心配…

ロシア人には電話をし、「インド人に鍵を託すことにしたから、ごめん、来てくれなくていいよ」と話した。本当、申し訳ない。

最初に助けを求めた見知らぬパキスタン人にしても、インド人にしても、ロシア人にしても、みんな親切で本当にありがたかった。1人ではどうしようもなかった(鍵をドアにつけたまま帰宅していたと思う)。
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鍵が壊れる-その1

2007-12-25 06:06:32 | Weblog
研究室のドイツ人はほぼ全員先週の金曜が仕事納めだった。私はまだ、もう少しやり残したことがあったので、今日のお昼に研究室に行った。

研究室の入っている建物に入り、研究室のドアの鍵を開けた。

鍵が抜けなくなった

鍵をかけたり、あけたりできるのに、抜けなくなった。引っ張ってみても抜けない。さすがに、鍵をドアにつけたまま放置するわけにはいかないでしょう。

そのフロアには誰もいなかったけれど、下のオフィスにはPh.Dの学生(インド人)がいたので、彼のところに行くことにした。

入り口に鍵がかかっていて入れない

彼のオフィスは入り口からずいぶん離れているので、たたいても聞こえない。

そして、私は彼の電話番号を知らないので、電話はできない。
思いついたのは、私の携帯から彼のe-mailアドレスにメールを送信すること。メッセージを書いて送信!

不達で戻ってきた…

アドレスはあっているはずなのに。
仕方ないので、研究室の人で唯一携帯番号を知っているロシア人にインド人の携帯番号を教えてもらうようにテキストを送ってみることにした。

書いている途中で建物の中に入ってくる人を発見!

見たことない人(パキスタン人と後ほど判明)だったけれど、彼に「助けて」と言ってみた。快くOKしてくれ、鍵を抜こうとしてくれたけれど、やっぱり抜けない。

普段、こういう面倒を見てくれるハウスマイスター(管理人)はクリスマス休暇で不在。ハウスマイスターのオフィスに張ってある「何かあったときの連絡先(テクニカルセンター)」に電話をしてみた。

出ない…

パキスタン人が知り合いに連絡をしてくれ、テクニカルセンターの場所を聞いてくれ、彼と一緒にセンターへ行った。

呼び鈴を押し、待つことしばし。「誰もいないのかしら」と思っていたら、中から人が出てきた。彼のオフィスに行くと

机の上にビール

クリスマスだから?
事情を話し、一緒に研究室に来てもらえることになった。

鍵を抜こうとしてみたけれどやっぱり抜けなく、工具を使って抜くことになった。

抜けた!!

が、鍵を開けた状態で抜いたので、研究室のドアは誰でも出入り自由。これはまずいでしょう、ということで、鍵をかけた状態で鍵を抜くことをお願いした。鍵をさし、鍵をかけたら

抜けなくなった

しかも、今回は工具を使っても、鍵を開けた状態でも抜けなくなった。結局、錠をはずして緩めることで鍵を取り出した。
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