快晴。梅雨の晴れ間。
アン・カープ 梶山あゆみ訳「『声』の秘密」を読む。
縁側で日向ぼっこしているような気分になれる本。
論理を優先させすぎずにあれこれの情報をキーにして進むお話。
直線というより面をなぞる趣き。
赤ん坊の識別能力にあらためて驚きつつ。
ある程度のレベル以上の歌い手は
おそらく自分が「楽器」だという意識があるはず。
安定して表現できるのが理想だけれど
時間の経過とともに「楽器」の状態も変わって行くのが必然。
さまざまな声を聞く環境にいる身として思うのは
とりあえず「耳障りな声」でない人の少なさ。
もちろん声を受け取って判断するのは自分という頼りないフィルターなので
それが「正解」とかではもちろんないのだけれど。
「甲高い声」を発する存在としての女性が
近代では嫌われてきたということはどうやら「事実」らしい。
いずれにせよひとりひとりの声が
その声の届く相手に心地よさを伝えられればいいはず。
アン・カープ 梶山あゆみ訳「『声』の秘密」を読む。
縁側で日向ぼっこしているような気分になれる本。
論理を優先させすぎずにあれこれの情報をキーにして進むお話。
直線というより面をなぞる趣き。
赤ん坊の識別能力にあらためて驚きつつ。
ある程度のレベル以上の歌い手は
おそらく自分が「楽器」だという意識があるはず。
安定して表現できるのが理想だけれど
時間の経過とともに「楽器」の状態も変わって行くのが必然。
さまざまな声を聞く環境にいる身として思うのは
とりあえず「耳障りな声」でない人の少なさ。
もちろん声を受け取って判断するのは自分という頼りないフィルターなので
それが「正解」とかではもちろんないのだけれど。
「甲高い声」を発する存在としての女性が
近代では嫌われてきたということはどうやら「事実」らしい。
いずれにせよひとりひとりの声が
その声の届く相手に心地よさを伝えられればいいはず。