晴れ。まだ雰囲気は初夏。
同僚と久方ぶりに少しだけ飲む。
ビールと焼酎3杯にて終了。
山口昌男「敗者学のすすめ」を途中まで読む。
いわゆる「公式の歴史」に出てこない人々を中心とする
「ヨコの結び付き」を追いかけたもの。
「『敗者』の精神史」という前作があってその延長線上にある作品。
いかにも著者らしい人脈の「発掘」が楽しい。
ただし基本は「恒産」があって隠居した人々が多いので
現代の「負け組」とはちょいと違う趣き。
「悠々と主流からはずれること」の「ゆとり」がポイント。
内田魯庵、淡島寒月、宮武外骨というあたりを知っていれば楽しめるはず。
ただ好きだからすることの尊さというもの。
そういう「贅沢」こそ本物だという気がするけれど。
「同好の士」の集まりは好ましい。
そういう「ご縁」にも恵まれたいところ。
同僚と久方ぶりに少しだけ飲む。
ビールと焼酎3杯にて終了。
山口昌男「敗者学のすすめ」を途中まで読む。
いわゆる「公式の歴史」に出てこない人々を中心とする
「ヨコの結び付き」を追いかけたもの。
「『敗者』の精神史」という前作があってその延長線上にある作品。
いかにも著者らしい人脈の「発掘」が楽しい。
ただし基本は「恒産」があって隠居した人々が多いので
現代の「負け組」とはちょいと違う趣き。
「悠々と主流からはずれること」の「ゆとり」がポイント。
内田魯庵、淡島寒月、宮武外骨というあたりを知っていれば楽しめるはず。
ただ好きだからすることの尊さというもの。
そういう「贅沢」こそ本物だという気がするけれど。
「同好の士」の集まりは好ましい。
そういう「ご縁」にも恵まれたいところ。